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思い出したこと

思い出したことついでに、もう一つ。

Matimulogエントリから。

要するに取締法規違反は私法上の効力を左右しないという原則の一適用例である



そうだよなあ、と思いつつ、そうでない例があるってどっかで聞いたなあ、と思い出した。そう、宅建の勉強をしていたときにそういう話がでたよね、と、それだけしか覚えていなかったが、googleで検索するときちんと出てくる。

国土利用計画法である。

(土地に関する権利の移転等の許可)
第十四条  規制区域に所在する土地について、土地に関する所有権若しくは地上権その他の政令で定める使用及び収益を目的とする権利又はこれらの権利の取得を目的とする権利(以下「土地に関する権利」という。)の移転又は設定(対価を得て行われる移転又は設定に限る。以下同じ。)をする契約(予約を含む。以下「土地売買等の契約」という。)を締結しようとする場合には、当事者は、都道府県知事の許可を受けなければならない。その許可に係る事項のうち、土地に関する権利の移転若しくは設定の予定対価の額(予定対価が金銭以外のものであるときは、これを時価を基準として金銭に見積つた額。以下同じ。)の変更(その額を減額する場合を除く。)をして、又は土地に関する権利の移転若しくは設定後における土地の利用目的の変更をして、当該契約を締結しようとするときも、同様とする。
2  前項の規定は、民事調停法 (昭和二十六年法律第二百二十二号)による調停に基づく場合その他政令で定める場合には、適用しない。
3  第一項の許可を受けないで締結した土地売買等の契約は、その効力を生じない。

(太字は引用者が付加した)

取締法規だが、違反して行われた取引の私法上の効力まで否定するというのは、冷静に考えると契約自由の原則に対する例外だし、この法律がメジャーな法律とは言いにくいところからすると、結構とんでもない話にも見えてくるが…有名なのでご存知の方も多いと思うが、そもそも規制区域の指定がされたことが今までないのだった。まあ、うっかりして指定したら、その中での土地取引がしにくくなるし、効果が大変すぎるから、指定もできない…というんだったら、そもそもこんな制度にしなきゃいいんではないのか、と突っ込みたくなったりするのだが。廃止しちゃいけない理由でもあるんだろうか。

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