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『その「記者会見」間違ってます!―「危機管理広報」の実際』 /中島茂



「危機管理広報」の実際、とあるように、危機管理の中で企業側は如何に広報をしていくか、という点についての本ではあるが、広報に限らず、法務の担当者としても読んでおいて損はないのではないかと思う(後半部では対応についてのリーガルチェックの重要性についても指摘があるし)。

豊富な実務(というか実戦?)経験に基づくアドバイスは、細部にわたり配慮が行き届いていると思う(情報の一元化のための方策とか、記者会見時の対応のためのアドバイスとか)。何かあったときに備えて手元においておくと損はないと思う(実際、今の勤務先には一冊ある)。

ただ、何となく違和感が覚えたのは、この本の前提となっているのは、大衆はきちんと事態を判断しない(しないかもしれない)という判断。それは間違っていないと思うし、企業側の危機管理としては、そういう前提で動かないといけないことには間違いはないと思う。

違和感を覚えたのは、そういう大衆が今回の裁判員制度では、自らの「市民感覚」に基づき、具体的な刑事事件において判断をすることになるということ。この両者が整合するとは僕には思えない。整合しないままに刑事裁判が、誰のためにもならないものになるのではないかと懸念する次第。裁判員の負担の割には、判断が信用されずに高裁までの手続きが必須みたいなことになったら、被害者にとっても、被告人にとっても、害にしかならないのではないかと思う。

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