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機能分化

現場法務の部屋というブログを見つけた。

メーカーの環境部門で法務担当の方のブログ。

環境系の法規は、事務系には、馴染みがないし、資料も少ないしで、取っ付きにくいと思うし(しかも工場の近くに居られるとなると大きくて専門書の品揃えの良い本屋からも遠いわけで...)、様々な点で大変なんだろうな、と思う。

と、メーカーの本社の「法務部」勤務の人間が言うと、何だかエラソーでいけない。エラソーなことを言ってはならないと思っているにしても。

世の中には無数の法律があり、企業は事業活動を行う上で多くの規制を受けます。気付かずに法律違反をしていることなど、細かいことなら決して珍しくはありません。しかし現実は、商法だろうと廃棄物処理法だろうと、法体系や知名度に差はあれど、違反は違反なのです。



まったくそのとおりで、コンプライアンスが重視される昨今では、悪法であっても違反は違反だし、そうなると、会社の隅々に至るまで違反のないように周知徹底する必要がある。そうは言っても、知名度の低い法律までカバーするのは簡単ではない。

どこかの誰かではないが、法違反は現場で起きているわけで、それを防ぐには、本社にいるだけでは足らない(現場にいないことのメリットもなくはないので、現場に行けばいいというものでもないとは思うが)。事業部門の側でも法遵守を徹底する旗振り役が居てくれると本社の法務部としても有難いわけで、そういう役を担ってくださる方々には法務部として支援を惜しんではならないと思うのである。法務という機能は、「法務」という名前の部署だけが担うわけではない(本社内部でもそうだけど:人事関係は通常は人事がやるし、総会系の業務は総務が、債権回収系は経理が担うことが多いのではないかと思う)。

こういう方々にとって、日々生じる問題への対応の中で、周囲の理解が得られくて、その一方で本社の「法務」が権威付けになるのであれば、それをうまく使って欲しいと思う。こういうときの鍵はコミュニケーションをどれだけ密に取るか、だと思う。

その一方で、

少数のタコツボ法務部員が、訊かれたときだけ裁判官のように偉そうに答える、そんな体制で法律違反のリスクから企業を守れるでしょうか。


問題が起こった場合は、法務部員が裁判官のように頭ごなしに「○」「×」を出すのではなく、現場と法律の両方を知る現場法務を橋渡し役として、その見解を尊重してよく連携しながら、現場にフィットする解決策を提示しなければ、企業の一員として仕事をしたとは言えません。


というくだりについては、そもそも法務部員としてタコツボになってはならないと思うし、また、何か判断を求められたとしても、裁判官的に頭ごなしに判断をしてはならず、限界があったとしても、極力現場を理解して現場のニーズを満たしつつ、法令違反にならないような形を模索しないといけないと思う。裁判官的に頭ごなしに判断してよければ、社内の人である必要はないと思う。

自分がこういう風に「外」から見られていないか、日々気をつけないといけないと思う。

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