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「篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝」/竹熊健太郎



「たけくまメモ」の竹熊さんの著書。著者が言うように「箆棒」としか言い様のない「濃い」4人の方々についてのお話。

凄すぎて、名古屋のホテルで一気に読んでしまった。
たけくまメモに内容抜粋や、載っていない話も出ているので、具体的な内容についてはそちらを見てもらう方が早いが、康芳夫・石原豪人・川内康範・糸井貫二の「戦後のメインカルチャーとは少し離れた場所、いわゆる大衆文化(サブカルチャー)の領域でいずれも劣らぬ激烈な個性の光芒を放って生きてこられたかたがた」の評伝。

たけくまメモを見ていない人でも、最晩年の騒動があったので、川内康範氏が4人の中では一番有名かもしれない。僕にとって一番印象的だったのは、康芳夫氏。外見からしてタダモノとは思えないが、それ以上に、その冒険的な人生と「時代を睥睨するスフィンクス」ぶりが印象的。

糸井貫二氏については、たけくまメモ上で報じられる直近の状況も含めて、印象深いし、彼にどうやってアプローチしていくかという過程それ自体が面白い。ダダカン氏の律儀な人柄が面白い。

川内康範氏については、自分の筋を貫いて、左右どちらであれ、きちんと付き合っていくところは痛快。

石原豪人氏は、絵も凄いし、凄い人生を歩まれた方だとはわかるのだが、何だか取っ付きにくかった。

もう一つ印象的なのは、この本の成り立ちをめぐる話。赤田祐一氏の孤軍奮闘振りも4人の方々に負けず劣らず「箆棒」だと思う。
こういう本が文庫化されることで、こうした方々について、語り継がれる機会が増えたのは実に目出度い。

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