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最近見た雑誌から

たまにはこういうのも(謎)。

休み明けで、勤務先で購読している雑誌を一気に受け取り(郵送先が僕の名前になっている)、かつ、米国側が休みに入っているということで、そこそこ手が空いていたので、この2日で目を通した記事について、一部については既に呟いたけど簡単に感想を。ぽえさん(@h_canceller)みたいな的確なコメントはできないが、まあ感想ということで。なお、いちいち記事の正式タイトルを書くのは煩雑に思えるので、特定可能な程度の略記で失礼します。
NBL991号
グローバル反社の記事:抽象論としてはそうなんだろうけど…という程度。後篇に期待

中小企業の反社DBの記事:そもそも提唱しているDBは、著者が考えている以上に維持管理が大変なのではないか、実際に維持管理をしたうえで記事を書いているのかどうか疑問を禁じ得ない。しかも手間の割にDBで話が終わるわけではなく、さらに調査が必要というのでは、人員をはじめとするリソースの負担が重すぎると思う。またDBの共有については、エクセルだからくっつければいいというのは乱暴ではなかろうか。入力規則とか統一しないと名寄せできないし、不正アクセスへの対応も、そこまでできるか、とあちこちに強い違和感を覚えた次第。
(個人的には暴排条例自体について、実効性とそもそもこういうことをして良いのか、という2点で強い疑問を感じている。だから、対応については、如何に負担を減らすか、しか考えていない…)

約款組入の記事:前号の記事から通しで読んだ。結論にもやもや感が残るが、実態からすれば仕方がないのだろうか。取引実態の多様性に鑑みると、一旦は退けられたが、UCC2-207の改正で手続き面と内容面の非良心性というような、ある種あいまいというか、柔軟さをもった基準で個別事案に応じた整理をしていくことになるのが、落ち着きどころとしてはよいのではないかと感じるのだが…。それにしても、商社で法務の実務を担当しながら、この多作ぶりという著者には驚嘆しかない。

NBL992号
北島さんの記事:すでにつぶやいたように、自らの現状と先行きを考えるうえで、企業法務の担当者必読かと。内容が多岐にわたることもあり、内容について軽々に書きたくはないが、ともあれ、背筋が伸びる感じがした。自らについて反省するところも多数。また、企業法務をされている弁護士さんも、法務出身の企業トップの広い意味での法務についての考え方を知るという別の意味で読むことを推奨。

新春座談会:読んでる分には面白いのだが…何とも、それ以上のコメントがしにくい。

中里先生の論文:法務に税法の専門家がいる企業ってあるのだろうか?むしろ、経理に税法の専門家がいるというのことが多いのではないか(その辺は北島さんの記事も参照)というところから引っかかる。企業の経理が課税について争うことについて消極的なことを批判されているようだけど、その批判の中で、訴訟で争うことにより翌年以降の税務調査での対応の負荷が増えることになる事実上のリスクについて言及がないような気がしたのだが、その辺を踏まえずに批判されるのは、酷すぎはしないだろうか。

ビジネス法務2月号

仲谷弁護士の英文契約書の記事:何よりも今後に期待。「相手が提示してきた契約書の条文は、分からないこともある」は確かに至言。それを「はっきりさせる」のが重要。なお、細かいことは無視している旨明記されているので、野暮を承知で言うのだが、Common law/Equityの区別の説明はもうちょっと説明をした方が良いのではなかろうか。Equityとの対概念で使う場合も、その意味でのCommon lawとEquityを含む概念として使う場合(対立概念は大陸法とかになるのかしらん)とか、あるので、その辺りまで説明があっても良かったのではないか。

法務の小技:百点を狙わない話法。要するに相手に諦めさせる手だけど、できないといけないとは思うものの、言うほど簡単ではないよな、というのが偽らざる所。

「グループ管理」再点検:書いてあることはもっともなんだけど、それがうまく機能しない状況をどうやって打開したのか、というような改善実施のドキュメントみたいなものが読みたいように思う。

吉村武井対談:「ガバナンスの問題は真面目に考えるべきなのですが、ほどほどにしましょう」と経営学者さんがいうのが何とも凄い。でも、「経営者が経営そのものに注力すべき」というのはその通りだと思う。

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