スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2013年 02月号 [雑誌]


出遅れたが、例によって気になった記事の感想をば。今回は何と言っても、年に一度のブックガイドでしょう。

BLJのブックガイドで、地味だけど便利だと思うのは、インデックスがついて、紹介されている文献の入手方法(サイトも含めて)が丹念に拾ってあるところ。結構大変な作業だと思う。

大手事務所の図書室の比較は面白いが、大手だからあれだけ揃える(本だけではなく、スペースや本棚、事務方、システムも含め)ことが正当化可能ということはあるし、というか、あれだけの費用がクライアントから取れるという見方をすると(以下略)。

個人的にはもっと中規模、小規模の事務所の本棚も見たかった(例えば高橋雄一郎先生や川井先生のところとか)かも。
座談会については、そもそも発言者がどなたか、というところを推測してしまうのだが、それはさておき…
  • 日立の人が訳した本に対するBさんの評価は、なるほど確かにそう。ただし、使う側の英語の能力によっては翻訳に価値があるかもしれない。
  • 民法改正、もとい債権法改正については、Bさんのコメントに、納得。とりあえずCさんが言うように状況の注視が必要だと思う。
  • 知財についてはCさんの意見を参考にどれか買おうかと。
  • 反社系についてはCさんと同意見なので…(以下略)。
  • 訴訟対応については、1社目でそこそこの数の国内訴訟対応のお手伝いをしたので、特にいまさら何かをという気はしないが、京野先生の本については、本屋で見てみることにしようかと。
対象別セレクトは、人選も含めて、なかなか興味深い
  • 周辺分野(会計・IRとか)があるのがやるなあ、というところ。
  • 「交渉の英語」シリーズは気になっているのが目を通せていない…。
  • 役員向けもニヤリとしたりして…。
  • 柴田先生の記事は丹念にひろっていただいているので便利そう。ただ、商事法務を勤務先で購入していないので、実際に読むのは個人的には難しい…。あと、角田先生の金商法の本は気になった(高いんだよね分量の割に…)。
  • システム開発の契約のところは、PM経験のある伊藤先生らしいチョイスが面白い(特に平常時の本の選択)。
  • アジア法制の記載はAMTが書いているからなのかもしれないが、西村あさひのdoing businessのシリーズ(事務所のサイトにあがっている:座談会でBさんが引き合いに出している)が抜けているのはいいのだろうか。一方で、ロシアに関して自事務所のものを紹介しているのに…。
書店と取次のコメントも興味深い。加藤新太郎裁判官についての言及はどう理解したら良いのか…(苦笑)。

下請法の記事については、
  • 実務担当者の記事が一番興味深いのはいうまでもない。
  • 弁護士さんについては、ばらつきが…(以下自粛)。
  • 公取の見解は、こういうとあれだが、凡庸。コメントに窮するような質問とかしてほしかったような…。むしろ、実務担当者とかの記事を読ませて、感想を取るとか(ノーコメントと言われたらそれ自体のせるとか)した方が良かったのではないかと思う。
(→追記:企業法務戦士さんのコメントを読んで、公取の方のインタビューについて、結構読み飛ばしていたことに気づいた。不明を恥じつつ、編集部の皆様にお詫びする次第。)税務の記事は、記録として何を残すか、のレベルまで踏み込んでくれていて、有用ではなかろうか。この調子で継続することを期待。あと、担保を取っているものについては、担保物の処分がなされないと貸倒損失処理ができない、ということは、担保を取ることのデメリットの一つなのかもしれないという気がしたがそういう理解で良いのだろうか。もちろんその他の点も考えると全体として見た場合にはメリットが多いから取るということにはなるのだろうが。


最後に例によって本家から目次の引用。

[第1特集] 法務のためのブックガイド2013
2012総括 法務担当者4人による 購入書籍分野別批評会
大手法律事務所の図書室訪問

アンダーソン・毛利・友常法律事務所 / 長島・大野・常松法律事務所
西村あさひ法律事務所 / 森・濱田松本法律事務所
対象別セレクト

企業法務入門 / 役員向け / 会計・IR入門
弁護士の 分野別セレクト

会社法、金商法、M&A・組織再編 / 契約法務 / 上場前ベンチャー法務
システム開発 / IT法務 / エンタテインメント法 / 独禁法・下請法
労働法 / アジア、ロシア、ブラジル
書店&取次に聞く 売れ筋と傾向
紹介書籍・記事・ウェブサイト INDEX


[第2特集] 下請法規制強化への対応
INTERVIEW 下請法規制の現状と課題

公正取引委員会 事務総局経済取引局取引部
藤本哲也 企業取引課長 / 鎌田 明 下請取引調査室長
発展期に入った下請法運用 勧告事案から学ぶ留意点

長澤哲也 弁護士
議論の分かれ目はココ 限界事例で違反を避けるヒント

村田恭介 弁護士
担当者に聞く 下請法対応の難しさ

・プロジェクトを立ち上げ現実的な違反防止策を検討(消費財メーカー 法務担当者)
・無意識での下請法違反も悪か(化学メーカー 法務担当者)
・親事業者にとって過度な負担にならない法運用を(サービス業 法務担当者)
INTERVIEW まじめな企業の負担感を減らすために

多田敏明 弁護士


OPINION
雇用が契約であるという原則

野川 忍 明治大学法科大学院教授

INTERVIEW
業務の効率化・重点化を図り増大する法務ニーズに対応

リコー 法務・知財本部 法務部 部長 小野 厚 / 法務統括グループ 草場亮典

実務解説
電子記録債権制度の概要と導入検討におけるポイント
―でんさいネットのサービス開始に向けて

内藤亜雅沙 弁護士

Global Business Law Seminar
敵対的買収とその現代的課題(下)

徳本 穣 筑波大学大学院教授


連載
Inside Story

小林健一 日本経済新聞社
[新連載] 弁護士・税理士が教える 税務の勘所

岩品信明 弁護士・税理士 / 遠藤元基 税理士 / 五十嵐俊晴 公認会計士
企業会計法Current Topics

弥永真生 筑波大学大学院教授
これまでの「交渉」の話をしよう

松田 實
ハブ法務思考で実践する 続 グローバル訴訟マネジメント

長谷川俊明 弁護士
牛島信のローヤー進化論

牛島 信 弁護士
Pick up! セミナー情報
Movie/Art/Book
「Business Law Journal」価格改定について
編集後記・次号予告

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

dtk

Author:dtk

日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
"dtk"でお願いいたします。

旧ブログ

ITエンジニアのための契約入門 iPod touch/iPhone用にリリースされました。詳しくはiTunesAppStoreから入手可能

初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

カビバラさん時計
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
    follow me on Twitter
    カウンター
    Amazon.co.jp

    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。