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条文の読み方 /法制執務用語研究会 (著)


なんとなく買って、旅行中に読んでみた。内容については、はしがきに次のようにある。

本書は、「法解釈」の世界と、「法制執務」=「立法」の世界とをつなぐ、いわば架け橋となるような内容を目指して、基礎的な法制執務用語や、立法の世界の常識について、ご紹介しています。




個人的には、立法に関する基礎知識の第1部も興味深く読めたのだけど、第2部の法制執務用語についての説明のほうが重要だった。「及び」「並びに」「かつ」の使い分け、「又は」「若しくは」の使い分けなどの解説がある(これらの用語の使い分けの図示がわかり易かった)。執筆者が官庁で実際に法制執務に従事されている現役の方々なので、内容面では信頼できるし、引用されている事例も新しいのでなんとなくとっつきやすい。分厚くないしお値段的にもお手頃なので、手元においておいて損はないのではなかろうか。

契約書の内容審査に際して、これらの用語の使い分けだけに固執するというのは、「ダメ」な法務の典型としてよく語られるところではあるけれど、その一方で、必要なときにこういう点にこだわれないのも、これまた「ダメ」な法務ということになるだろうから、そういう必要が生じた時に備えてこういうものを手元に置いておくべきなのではないかと思う。もっとも、契約書の履行過程で、締結後時間が相当時間が経過した後で追加変更の必要性が生じるようなケースでの追加変更の容易さまで考えると、そもそも、その辺の使い分けに頼らなくても疑義が生じないように工夫したほうが良いのではないかという気がするのだが…。

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