スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

M&Aの労務ガイドブック /高谷 知佐子 (編集)


M&A関連の本を読んでいるうちの一冊ということで。某大手事務所の手によるもの。M&Aでは「人」が絡むところはどうしても、ややこしくなるとは思っているものの、どういう問題があるのか、全体像がよく見えていなかったので、この本で、そういう人事労務周りの問題の所在だけでもある程度概観できたのは、ありがたかった。ある程度と書いたのは、正直なところ、第3部のM&Aと年金のところは、僕が、企業年金制度を理解していないこともあって、内容を理解出来かなったからで、それを差し引いたとしても十分価値ある一冊ではないかと思う。

もちろん法務として、M&Aに関する労務周りの業務に関して関与することは、仮にあったとしても限定的なものにとどまり、基本的には人事部が担当することになるのだろうが、それでも、問題の所在について、認識しておくのは悪い話ではないと思う。

全体を通して痛感したのは、手続きの煩雑さ。それぞれに意味がある手続きだとは思うけど、全部することを考えると気が遠くなりそうな感じ。まあ、ホントに必要なら、やるしかないのだが。

以前の職場において、合併後の労働条件の統一とかについて、人事がものすごい手間と時間を要していたが、この本を読んでその理由の一端は見えた気がしたけど、一方で、使えるリソースを駆使してやりきったかの会社の人事の方の努力に頭の下がる思いもした。

あともう一つ印象的だったのが、次の図。
20120803.jpg
個人的にはなんとなく、M&Aをいくつかの点(節目というべきか)があってその間を線がつなぐようなイメージでとらえていたのだが、こと労務系に関しては、移転される事業に就かれる従業員の方、受け入れる側の従業員の方の心理まで含めて、統合プロセスを見ると確かに図のような漸進的なものになるのだろう。あまりそういうところまで考えていなかったので、なるほど、と思った次第。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
06 | 2017/07 | 08
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
プロフィール

dtk

Author:dtk

日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
"dtk"でお願いいたします。

旧ブログ

ITエンジニアのための契約入門 iPod touch/iPhone用にリリースされました。詳しくはiTunesAppStoreから入手可能

初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

カビバラさん時計
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
    follow me on Twitter
    カウンター
    Amazon.co.jp

    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。