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それ、パワハラです 何がアウトで、何がセーフか (光文社新書) / 笹山 尚人 (著)


書店で見つけて買った見た。労働者側に立たれている弁護士さんのパワハラ事件簿、というところ。それぞれの事件の生々しさが、印象的。僕自身はパワハラの訴訟対応を企業側でする側ではあるのだが、それでも、ひどすぎる例には絶句してしまった。いろんな意味で規律が崩壊している職場では、何でも起こりうるということなのだろう。

法律論を正面から論じた本ではなく、事例を詳細に紹介(伏せるべきは伏せたうえで)しているので、パワハラ対策の研修において、悪事例として紹介するネタ本とかにも使えそうなので、企業の法務・労務の担当者の方におかれても、手元においておいて損はないと思う。



パワハラの定義自体、まだ詰め切れていないところがあるが、それについては、著者はセクハラについての考え方と同様に被害者基準で考えることを提唱されている。具体的には「発せられた言動が、「被害者が、了解できる行為か否か」」という基準。個人的には納得、というか、個々人の感じ方とか状況をふまえて考えるとなると、それ以外の基準は立てにくいのではないだろうと思う。

基準の次に難しい立証では、電子機器による録音、メールの紙ベースでの保管、などが事例の中でも駆使されている。人の記憶ではなく、データの形も含め固定化されたものが重要で、こまめに記録を手元に残すのが重要ということなのだろう。量が積み重なったものは、それ自体に重みがでることもあるようだから(でたらめが積み重なると逆効果だけど)。



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