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M&Aを成功に導く法務デューデリジェンスの実務 /長島大野常松法律事務所 (編集)


辞書的に使う本だと理解しているけど、それとは別に、一度一通り目を通しておいたほうが良いのではないかと思っていたので、今回頑張って一通り目を通してみた。


M&A案件のある会社の法務なら、必ず常備されているのではないかと思う一冊。「法務DDのいわば「基本書」を目指している」と冒頭にあるけど、基本書としての定位置を既に確立しているような気がする。法務DDでも、隣接分野(例えば財務や人事)との境界的領域に係るものも含め、多岐に渡る項目についての調査が必要になるところ、それぞれの項目において、まず押さえるべき点を簡潔に解説してくれるし、細かそうなところについても目配りに余念がないという印象。知りたい事項についてデータが得られないときに、代わりに情報を得る手段についての説明がところどころにあって、なるほど、というものが多くて、それが個人的には好印象。例えば、係争の存在につい知るために弁護士費用の内訳を求めるとか、そういうところ。

第2版の序文で、DDの「定型化」と「非定型化」がそれぞれ進行しているという指摘があるが、前者の部分については、この本の記載それ自体が、後者については、この本の記載がその業務を遂行するうえでの手がかりとして、それぞれについて十分有用なのではないかと思う。そういう意味で、DDの前には一読しておく価値があるのではないかと思う。個々の記載が淡々としている(と思った)ので、通読するのは正直負担感があると思うけど、その価値はあるのではないだろうか(断言できないのがアレだけど)。

望むべくは、2006年に初版、2009年にこの第2版が出ているので、そろそろ第3版が出てきてほしいところ。法令についても色々改正されているので。

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