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聞く力―心をひらく35のヒント (文春新書) /阿川 佐和子 (著)


あえて、このカテゴリというところで。

対談などを数多くされているアガワさん(実はもうすぐ還暦ってのに驚く)の「聞く」ことについての本。

法務という仕事においても、「聞く」ということが必要になることは今更言うまでもないけど、これまた言うまでもなく、それは簡単なことではない。いろんな状況下で「聞く」ことが必要になるし、その中には、相手がこちらを警戒しているとか、相手がこちらを敵視していることもある。

そういう状況下でのことも含め、他人様の話を「聞く」うえで、ヒントになる内容が多かったので、法務な方々にもお薦めできるのではないかと思います。

以下自戒の意味も含めて、法務の仕事との関連がありそうということで、印象に残ったところをメモ。
  • 聞き上手というのは、(中略)。相手が「この人に語りたい」と思うような聞き手になればいいのではないか。
  • 質問をする。答えが返ってくる。その答えの中の何かに疑問を持って、次の質問をする。また答えが返ってくる。その答えを聞いて、次の質問をする。まさにチェーンのようなやり取りを続けてインタビューを進めていくことが大事なのだ。
  • 既知の情報に引っ張られ、自分自身の発見や素朴な疑問や驚きが、後回しになってしまいがち
  • 自分で決めつけてはいけない。(中略)聞き手が勝手に決め付けることがどんなに危険なことであるか
  • 相手の息継ぎや故宮に注意を払うことはあります。この人が、この話をするのを楽しんでいるのか、無理して話を延ばしているか、あるいは何かその奥に隠していることがあるのか、さっさと終わらせたいと思っているか、もはや話すことがないのに言葉を連ねているだけなのかは、相手の息の吐き出し方を見ていればそれなりにわかるものなのです。
  • 過ぎ去った不快なできごとは、当人が思い出さないかぎり、黙っているに越したことはない
  • 「みんなが知っているふりして、実はあんまり知られてないこと」というものは、世の中にたくさん溢れているのです。
  • 愛想良く近づいていけば、誰だって自分に好意的になってくれると思うのは間違った信仰であり、同時に驕りでもある
  • ことに自分がインタビューをする立場にあるときは、できるだけ相手の視線より高いところから聞かないようにしなくてはならないでしょう。逆に言えば、少し下から尋ねると、なんとなく相手は「あ、この人は謙虚な人なんだな。自分に危害を加える恐れはなさそうだな」と安心し、緊張せずに話してくれるのではないでしょうか。
  • 「他人の気持がそう簡単にわかるはずはない。だから人に対して、「わかる、わかる」と安易に言うものではありません。そして、「わかる、わかる」と言うような人のことを、たやすく信頼してはいけません。」
  • 背伸びをしたところで、どうせ化けの皮はすぐに剥がれる。事前の勉強は大切だけれど、相手の前で知ったかぶりはせず、にわか勉強であることを素直に認め、相手に失礼のない範囲で素朴な疑問をぶつけるようにしよう。
  • インタビューの最中は気づかなくても、あとになると、明らかに「次の質問に心を奪われていたな」ということが見える。つまり、相手の話をちゃんと聞いていない。
  • じっと待っていると相手の心や脳みそがその人なりのペースで動いていると感じられることがあります。決して故意に黙っているわけではない。今、お相手は、ゆっくり考えているのだ。そのペースを崩すよりも、静かに控えて、新たな言葉が出てくるのを待とう。

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