スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

アメリカ商標法ガイドブック/ 中嶋 知子 (著)


実務上知りたいことがあったので、購入。米国企業の日本法人にいて、業務をしていると、米国法における考え方を前提に業務が組み立てられているところも多々あるので、知らない分野については、適宜学んでおく必要があるわけで、今回もたまたま某案件で商標がらみの話が出てきたので、この機会に読んでみた。日本で弁理士資格を取った後で渡米してアメリカでもNYBar+patent agentをとられた方が、日本で商標の実務をある程度やったことがある人(それほど経験のない僕でも何とか読めたので、高いレベルというよりも、何も知らない人が読んでもツライという程度の意味)向けに米国の商標法について、背景知識、関連知識も踏まえつつ、日本人にわかりにくいところも、実例を交えて説明してくれている。これ一冊ですべてをというわけには行かないにしても、米国の弁護士とやり取りをするための基礎的な知識は整えられるような気がする。
個人的に印象に残ったのは次の諸点。
  • 何と言っても、使用主義という発想それ自体、正直まったくわかってなかったので、なかなか興味深いような気がした。
  • コモンロー上の使用に基づく権利発生と、連邦法上の登録に基づく権利発生とが並立しうる関係にあること。前者は使用主義の帰結ということになるのだろうが、並立しうるというのがなんとも…。
  • 日本よりも広い商標の成立範囲(音、におい、感触についても商標として保護の対象になりうる!)。
  • 商標自体の補正が可能という点(実質的な変更にあたるかどうかで判断)。

コメントの投稿

非公開コメント

Re: タイトルなし

こんばんは。いつもどうもです。まあ、詳細はあれですが、基本的なことが知りたかっただけなのでした。
ともあれ、登録ベースの話はまだ日本からでも調べられるでしょうが、コモンローベースのほうはリモートでは手が出なさそうですよね、並行調査必須でしょうね。こちらの職場では僕がそういう調査に巻き込まれることはまずないので安心というかアレですが…ご苦労がしのばれます。
ではまた。

こんばんは。
そんなところまで手を伸ばされたのですね(^O^)。
アメリカの商標調査は悩ましいですよ~。
ほんとに、コモンローと連邦登録が並列するところが。
自分で調査しても自信が持てず、現地調査ということになることが多いです。
カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
プロフィール

dtk

Author:dtk

日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
"dtk"でお願いいたします。

旧ブログ

ITエンジニアのための契約入門 iPod touch/iPhone用にリリースされました。詳しくはiTunesAppStoreから入手可能

初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

カビバラさん時計
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
    follow me on Twitter
    カウンター
    Amazon.co.jp

    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。