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労働法 第4版 / 下井 隆史 (著)


労働法の本をもう一冊。プレップ労働法は確かに良い本だと思うけど、一方でくだけすぎているのも事実。それが読みやすさ、分かりやすさにつながっているので、必ずしも悪いわけではないが、同じくらいの分量でもう少し真面目な本がないのかな、と思ったりした。で、本屋(ネット上含む)で色々探して、分量の面で対抗馬になりそうな一冊ということでこの一冊。

いつも以上に軟弱な物言いで恐縮だけど、労務に関する法務の業務における割合が相当高くないと、菅野先生とか(荒木先生のとか、水町先生のだってそうだと思う)の分厚い本を全部通読するのは結構シンドイと思うし(水町先生の本を通読したときは、正直結構シンドかった)、辞書的にピンポイントで読むのが限度ではないかと思う。そういう意味で、この分野の全体像をつかむべく通読するには、この本とかプレップ労働法くらいが適当なのではないかと思ったりした。

ベースになっているのが放送大学のテキスト。なので、15章構成(講義が15回だから)。この本に限らず、放送大学の講義がベースになっている本は他にもあって、有名なところでは、憲法の芦部先生の本や、藤田先生の行政法入門もそうだったはず。放送大学の講義はみていると、それなりに定評のある学者さんが選ばれているようなので、そもそも著者になる時点で一定の評価がはいっているし、そういう著者が初心者向けに書くということで、一定以上の水準は確保されていると見ることができるのかもしれない。

スタイルという意味では、プレップ労働法の対極にあるような極オーソドックスな形で、敷居は低くないかもしれないけど、その分全体の分量は少なめ。一気に通読するという意味では、プレップ労働法よりも早く読めるという人がいるかもしれない(僕は逆だけど)。統計とかのデータもそれなりに入っていて、理論だけではなく実態の理解という面でも十分な配慮がなされていると思うし、細部についてどこまで説明するか、というところの割り切りがうまくなされているのではないかと思う。

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