スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビジネスパーソンのための契約の教科書 (文春新書 834) /福井 健策 (著)



名著。法務の人も、事業部門の人も、契約に関係するすべての人が読んでおくべき本。それだけで良いのかもしれないが、以下、追記にて、メモってみる。某所で昼間喋ったことと重なるけど(謎)。
2つの側面からコメントを。
  1. 普通の事業部門の人との関係で見た場合。
    エンタメ系に偏っているのは著者のバックグラウンド上やむを得ないのだけど、親近感の湧くような事例から入っているので、何よりもとっつきやすい。ついでに、文章も全体を通して平易なので、読みやすく、かつ、メリハリがついているので(結構難しいことも、チラッとは言っているのだけど、深入りしないので、読みにくくはなっていないと思う)、分量としても多くなく、これなら、事業部門の人に渡しても、読めるのではないかという程度に収まっている。事例とかをうまく使って事業部門向けの研修にも応用できると思う。

    また、この手の本を弁護士さんが書くと、なんとなく「上から目線」になりがちと言うか、そういうものを感じてしまうのだけど、そういうものをこの本からは感じず、当事者の傍によりそう感じなのも好ましいと思う。この辺は著者のお人柄なんだろう。

    内容面では、契約書について、きちんと交渉をしないと、何故困るのか、事例を用いて分かりやすく説明されていることと、契約書は読んで理解するものだ、という点が説かれているところが、日頃、そういうことを理解していない人たちに接しているので、まさしく「我が意を得たり」というところ。
  2. 法務の人との関係で見た場合。
    これは、事業部門の人と共通に考えておくべきだけど、契約書を結ぶのも費用対効果で考える必要があるという点がきちんと抑えられているところが、素晴らしい。弁護士さんの契約についての本だと、そこのところは当然の前提になっていがちだけど、常に妥当するとは限らないので、そこのところはまず押さえるべきだと思う。

    また、細部のてにをはに拘るよりも、中身に拘るべきというところも、僕自身、細部に走りがちなので、改めて気を付けないといけない。まあ、この辺は、つまるところ前記の費用対効果の問題なのだろうだが。

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

-

管理人の承認後に表示されます

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

dtk

Author:dtk

日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
"dtk"でお願いいたします。

旧ブログ

ITエンジニアのための契約入門 iPod touch/iPhone用にリリースされました。詳しくはiTunesAppStoreから入手可能

初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

カビバラさん時計
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
    follow me on Twitter
    カウンター
    Amazon.co.jp

    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。