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反対側から見ると…

Caracalooooo!!! ~プチ法務のドタバタ記~での法務ママ・法務女子のススメを読んでの感想をば。

一応下に法務ママがいる立場なので、今の勤務先での法務ママの上司の立場から見て、コメントというかなんというかをエラソウに書いてみようかと。全部についてコメントはできないとしても。

お子さんがいて、特に小さいうちにはどうしても色々と起きる。やはりそうなったら、お母さんが動かないといけない状況が出てくる。それは待ったなしであって、そうなったら仕事どころではない。そういう意味で時間と場所(出張とかもやりにくい)に制約が掛かってしまうのは仕方がない。

仕方のないことは分かっているし、そのことにどうこういう気はまったくないが、一方で、緊急の場合には残された仕事の方をどうするか、という問題は別に残る。結論としては、残る人間で何とかするしかない。そういう意味では、ママさんにとっては、いつでも誰かに仕事を渡せる状態にしておくのが、自分の自由を確保するためには重要ということになる。別に手抜きが目的なのではなく、いざというときに、安心して会社を後にできるようにするためには必要なこと、ということになるのだろう。

ただ、こういう、いざというときに備えるという意味は、別に法務ママさんに限定された話ではない。人の命という意味では、小さい子だけではなく、介護の問題とかもあり得るし、本人が急に体調を崩すことだって十分想定される。そこで、僕の勤務先では、契約書の審査依頼や、こちらから外部に出すメールはすべて法務の共用メールアドレス(というのが、個人ごとのアドレスとは別にある)にccで落としてもらうようにしている。正直言うと、そういうのは、周囲に監視されているみたいで、個人的には落ち着かない。だから、仮に、その内容について?と思ったら、僕は、差し出し人だけに対してコメントを返すようにしている。上司からの指摘が他の人にさらされるのは不愉快だろう。実際自分が部下の立場のときには、はっきり言って非常に不愉快だったのを覚えているから、余計にそう思う。

お願いした案件の対応については、上記のとおりで対応するのだが、案件を割り振るときには、工夫が必要な気がしている。
Caracalさんご自身も書かれているが、ママさんにとっては、ピンポイントで特定の時間、特定の場所にいなくてもよい案件の方がやりやすいだろう。今の勤務先の法務ママさんも、2人目のお子さんの産休・育休が明けたところで、社内の制度を活用して、若干早めに退社される。お子さんが2人となると、上のお子さんの面倒も見るわけで、そうなると、家で何かというのも厳しいし、ついでに言うと、出張とかも正直難しいようだ。

だから、仕事をお願いする側としては、東京のオフィスにいる間に、そこでできることをお願いするというのが一番良いわけで、そういう意味では、仕掛け系が一番頼みやすいということになる。時間のコントロールもしやすいから。実際今やっている研修の資料準備をママさんにお願いしたのもそういう点を考慮して、というところ。遠隔地に行って喋るのは他の人で対応しているが、東京での研修については講師もやってもらう予定でいる。

産休・育休で会社にいない間、仕事上の経験値の蓄積ができない、というのは、正直、如何ともしがたい。その間に別の経験をすることで、得られるものはあると思うけど、質的に同じものにはならないかもしれない。ただ、その期間が終わって、会社に来ることが一定の範囲でできるのであれば、会社側、上司側としても活用しない手はないし、ご本人にとっても、それまで培ったものを無駄にしないことは重要だと思う。それはママさん予備軍の方々にとってのロールモデルにもなるという意味もあると思うし、そういうところでの配慮が欠けると、経験値を積むことに対するマイナスのインセンティブになりかねないと思う。そうならないように考えることは誰にとっても、大事なことだと思う。


…ともあれ、Caracalさん、産休・育休期間、諸々大変かもしれませんが、お気をつけてください。
(最後までエラソーですいません>Caracalさん、および、読者各位)

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いえいえ

Caracalさま、こんばんは。コメントをありがとうございます。

Caracalさん向けに書いたようなところもあるので、読んでいただけてよかったです。

このエントリはもとのCaracalさんのエントリが素晴らしかったのに触発されたから書こうと思い立ったので、その意味ではこちらがお礼を申し上げるべきかと思います。

まだまだ法務ママさんが少ないと思いますし、ママさんが少ないのは法務に限らないと思います。その意味で、下のママさん予備軍の良いロールモデルであり続けていただければと思います。

今後共宜しくお願いいたします。

ありがとうございます!
私自身、地方企業の超少数法務に勤務している身なので、社内では希少性が高いといいますか、かなり便宜を図ってもらっているというのが実情です。
上司側の率直な意見を直接聞く機会もなかなかなかったので非常に参考になりました。

また、復職直後の休みがちの頃を思い出すと、娘の急病等の緊急事態には夫と半休をやりくりし、緊急サバキ系の仕事だけを超特急でこなして穴を小さくするというスタイルでした。
自身の働き方の工夫も必要ではありますが、上司や家族の大いなるサポートがあってこそ成り立っていくんですよね。

2人目の産休・育休前にこのエントリーを読むことができて、感謝です。ありがとうございました!
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