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バッファとしての自分

何だかげんなりすることが多くて、早めに会社は出ている割に、帰ってきて本とか読もうとしても進まない。仕事量の割にどうしたことか、と思わないでもない。

一方で仕事量の多い(と思われる)方々のうち、senri4000さんの呟きと、その内容を踏まえたエントリを見て、思ったことをメモ。既に呟いたことに重なるけど。

senri4000さんの呟きに対して、「上に振れない以上、自分がバッファになるのは禁じ手ではないかと。」と呟いたら、驚かれた。驚いた理由については、こちらのエントリに説明していただいている。

確かに、役所に期限を切られている状況で、リソースが少ない中で、自分がやったほうが早いとなると、自分をバッファにするのは、頷けるところ、というか、他に手がなさそうに思えてきた。
でも、法務だったら、禁じ手にしておきたいよね、と思う。特に、小さい所帯であっても自分が一番上になると。理由は簡単で不測の事態への対応の余地を残すため。例えばいきなり検察とか公取が踏み込んできたとか。そういうときに、全部他の仕事を放り出すことになっても仕方がないと割り切るならそれで良いのだろうけど、そこまでするのは勇気がいるように思う。そういう不測の事態はあっても、show must go onってな感じで日常の取引は進むわけで、そちらへのサポートがおろそかになるのは、別のリスク要因になるし。そういう意味で、ある程度の余裕は残す必要があると思っている。

まあ、契約書の審査なんかの場合、最悪、ちょっとづつ審査結果を返すのを遅らせておくという手もあるから、それでしのげばいいのかもしれないけど(今、減員状態なので、そうしているし、そうするに当たっては、業務執行のトップにその旨は伝えて、了承は得ている)。

もう一つ自分をバッファにしてはいけないと思うのは、特に個別の案件に自分が手をつけることで、管理業務がおろそかになるのも恐れているから。過去の職場で、「案件に逃げ込んで、管理をしていないではないか」と上司の対応について不満に思ったことがあるので、自分が上司の立場になったときに、そういうことをしてはいけない、と思うのである。playing managerではあるとしても、managerを優先しないといけないだろう。そうでないと、下のplayerの皆様に申し訳ないし、playerの皆様方に経験値をうまく積んでもらって、playerの部分を一人でできるようになってもらわないと、状況も好転しないから。

そのためには、致命傷にならない程度のクオリティのばらつきとかは、目をつぶるか、何かあったら、関係部署に謝る前提で任せていくしかないような気がする。腹のくくりが必要ということか(*)。もちろん、そういう事態が生じないよう、モニタリングをするなり、契約書審査であれば、チェックリストとかを上手く使う(出来ていないんだな、これが。)とかとしても、箸の上げ下ろしまで介入するのは、成長を妨げるとともに、やっている人のモチベーションも落とすと思う。これも、そういう風に思ったことが何度となくあるから、自分が「加害者」側に回らないようにしたいところ。

論語でいうところの「己の欲せざるところ人に施すことなかれ」ってところか。

* まあ、今の勤務先は、前にも書いたように、そもそも法務的に難しい話が多くないから、こういうことがしやすい、というところがあるのは事実。

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