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特捜検察は必要か /江川 紹子 (編集)


図書館で借りた。

震災と原発ですっかり影が薄くなった(それじゃいかんと思うけど)、検察の問題に関する論考。元検察の「しがない弁護士」落合先生や郷原先生、元裁判官の木谷先生、研究者、ジャーナリストの方々、という様々な立場の方々の論考などを集めたもの。

通して読んでみると、検察が、内部的なチェックが効かず、「特殊性」ゆえに外からのチェックも効かない組織で、権力だけはもっているとなると、一番タチの悪い組織で、ある意味マフィア以上にやっかいな組織になっているという思いを禁じえない。万が一、勤務先で検察に対峙する事態が生じたときのことを考えると暗澹たる気分になる。

裁判員制度など、を通じて一定の改革への動きはあるけど、先行きは未知数だし、今ある動きが事態の改善にどこまで効果もあるか、定かではなく、不安を禁じえない。何よりも、「後戻りができない」形になっているのが恐ろしい。

もちろん、それはひとり検察だけの問題ではなく、牽制するはずなのに牽制ができていない裁判所、外から批判するべきマスコミの機能不全、批判の視座を提供できていないアカデミック、それぞれ応分の批判を受けるべきということも分かる。

とりあえず、一市民の立場でできるのは、この問題を忘れないことと、ヘンに感情的な対応をしないこと(検察を結果的にミスリードすることになりかねない)ということなのかな、という気がした。

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