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誰が日本を支配するのか!?検察と正義の巻 /佐藤 優責任 (編集), 魚住 昭責任 (編集)



近所の図書館で予約していたのが届いたので読んだ。最初の3章は検察に関してのものだが、最後の1章は、関係がない。バラバラといえばバラバラなのだが、「体制」の劣化という点では共通している、という見方もできなくはない。

冒頭の章は郷原弁護士の検察批判。郷原先生の思いと裏腹に検察は相変わらず、という感じということもあり、批判の内容自体は特に新味は感じなかった。ただ、震災の影で、検察の改革の話がどうなるのか、という点への世の中の関心が薄れているのは問題だと思う(かく言う自分もそういう人々の一人だから大きなことは言えないが)。

次の2章は、小沢一郎関係で検察に捕まった石川議員の日記とインタビュー。この手の話を読むと、検察という巨大な組織に個人で立ち向かう必要が生じたときの難しさを痛感する。弁護士(誰でも良いというわけではない)へのアクセスが容易な国会議員でもここまで苦労するんだから…と思う。
その一方で佐藤優からの直筆fax(お世辞にも綺麗とは言えない字だが、個性があって印象的)における激励の仕方が、実に経験者らしい、端的で分かりやすいものになっているのは、興味深いし、佐藤氏の「一人ひとりの検事というのは、人間性が素晴らしいのが検事になるんだ。だけど全体は海賊船なんだから」というたとえは、石川議員の日記に見える、心の揺れを踏まえて読むと、余計に納得できるように思う。

最後の章は、「突破者」宮崎学さんと雨宮処凛との貧困に関する対談。「自己責任」という言葉が、所謂貧困層に属していると考えられる方々にどのように認識されているか、という点などが興味深かった。

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