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5年後

気が付くと、LLMを終えてから5年経った。5年経ったところでの感想のようなものを、順不同で箇条書きで書いてみる。4年前に書いたことと重なるかもしれないが、それはそれということで。来週にはBUの壮行会もあるし…。

  • 2度目の転職も、留学してNYBarに合格していたから、という面が少なからずあるのだが、それだけが留学の価値ということは、あるはずもない。それが重要であることを否定するわけでもないけどね。今の職場において、能力とか実績よりも、肩書きとか学歴(LLM)の方を見る外国人に出くわしたこともあるし。
  • 自分の身の振り方との関係では、結果的に留学経験がが転職に向けて、背中を押してくれたという面があるのは確か。自分で責任を取る代わりに、得られる自由もあるということ。その自由はリスクと表裏一体であったとしても。自分で自分の身の振り方に責任を持てるのは、それはそれで価値のあることなんだと思う。
  • こう書くと、転職を唱導しているかのごとく取られるが、そうでもない。損得勘定を考えると、おそらく転職しないほうが通常の場合得になるように、できているのが日本企業だと思う。要するに、損得を考えれば、状況によっては転職もアリ、といことに過ぎない。転職市場を見ていても、留学して戻ってくれば口はそれなりにあるようだし。そういう選択肢を持てるということに意味があるのだと思う。
  • というわけで、企業派遣で行かれる方々は、派遣してくれる方々のため、ということもあるかもしれませんが、何よりも自分のために、しっかりと勉強していただければと思います。それがひいては派遣元の会社のためになるということになるはずです。
  • 英語についても、留学前と今とを比べると進歩しているのは間違いないが、最近は英語を話す機会が減っているので、なかなか進歩しないというか、退化している可能性もある。相変わらず中国人系の英語(特にシングリッシュ)は苦手。
  • それを別にしても、英語について、個人的に一番重要なのは、下手は下手なりに、であっても、英語を使うことに臆さないということかと思う。黙っていては分からない。何とかしようとするのが重要ということが理解できるようになったのが大事かと。
  • 派遣してくれた最初の勤務先は1年の派遣で、転職した先は2年で、2年行った人の話を改めて聴いたら、というか、聴くまでもなく、1年で学べることにはおのずから限度があるし、最初の半年は、LLMの生活になれるのに時間がかかってしまうことからしても、いけるなら2年行ったほうが良かったと思う。
  • メーカーの法務としてであれば、1LコースではContract, Torts, Civil Procedureというあたりが、upperのコースではCorporation, IP,Antitrust, Bankruptcyとかを学んでいると役に立つのではないかと思う。僕自身はこれらのうちContractとCorporationしか学んでいないのだが、学ぶことで、少なくとも、その分野の見通しがよくなったと思うので、価値があったのではないかと思う。

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