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デジタルデータは消えない / 佐々木 隆仁 (著)


山口先生のビジネス法務の部屋での紹介エントリを見て、購入。amazonでは買えない・・・?一気に読めるコンパクトさだけど、手ごろな価格もあいまって、デジタルフォレンジックについての良い入門書ではないかと(僭越ながら)思います。

デジタルフォレンジックとかeDiscoveryとかについての日本語の本も、それなりにあるけど、ある程度関連情報が分かっていることを前提にしていたり、値段がそれなりにしていたりするので、用事もないのに気軽に手に取れるような感じではなかったと思う。この値段ならば、敷居が一気に下がるのではないだろうか。文中に指摘があるように、企業であれば、いつフォレンジックとかが必要になるかわからない世の中になっていると言えなくもないので(少なくともアメリカと一切接点がないという企業はそうそうないだろうから)、企業の法務の人で、デジタルフォレンジックとかeDiscoveryとかに今まで縁のなかった人は読んで損はないのではないかと思われます。


あと、山口先生が「アメリカのディスカバリー制度が日本にも採用されるかどうかはわかりません」とされている点については、同感です。原則として「手の内は明らかにする(それにより、当事者双方が相手側の証拠も踏まえた、訴訟の行方についての予見可能性が高くなって結果的には早期解決に繋がりやすくなる)」という発想が、この制度の基礎にあるように思われるけど、そういう発想がない日本に根付くかどうかは疑問があるし、基礎的な発想が共有されていないところで、わざわざ手間隙のかかる制度を導入する意味はあまりないように思う。

ただ、ディスカバリーの制度化はされずとも、デジタルフォレンジックを必要とするような訴訟とかは、特に刑事系については、増えるのではないだろうか、という気は、しないでもない。

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