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わかる! 使える! 広報活動のすべて (PHPビジネス新書)/ 山見 博康 (著)



思うところあって、危機管理との関係で、広報の基本的なところを知りたくて購入。広報礼賛めいたところや、精神修養論的なところには、正直どうかと思うし、ネット系の話は既に内容が陳腐化している。とはいえ、そういうものを抜きにしても、分量も多くないこともあって、法務の人も読んでおいて損はないのではないと思われる一冊。あまり想定はしたくないけど、製造現場で事故があったようなケースでは、法務も広報と一緒に動くことになるだろうから。

危機管理との関係で特に印象に残ったところのメモ

☆危機発生時に実践すべき5つの「直」。最小限のダメージで危機を乗り切るためのキーワード。
  1. トップへ「直報」
  2. 現場に「直行」
  3. 事態を「直視」
  4. 互いに「直言」
  5. 「率直になれ」
☆Q&A =想定問答集作成のポイント。質疑への対応については、次の3点を明らかにする必要がある
  1. 明らかにすべきことか、そうでないのか
  2. 明らかにできるのか、できないのか
  3. 今明らかにすべき時なのか、そうでないのか
☆そのためにはQ&A =想定問答集作成が重要。作成過程は次のとおり
  1. あらゆる角度から想定でき得る限りの「Q(問い)」を出す。厳しいQを歓迎!
  2. Qに該当する部署に「A(回答)」の作成を要請し、併せて追加のQを出してもらう。
  3. 各部署からAが集まる。
  4. 同じQでも回答する部署が複数だと回答が異なる場合も多いので、それを調整する。
  5. 会社としての「公式回答」を作る。特に取締役会など機関決定前の重要案件などの回答表現には最新の注意が必要。
☆そして、実際に使用するためにはQ&Aを3つに分けることが重要
  1. 訊かれなくても言う(明らかにする)べきこと(キーメッセージとなる)
  2. 訊かれたら言う(明らかにす)べきこと
  3. 訊かれても(今はまだ)言う(明らかにす)べきでないこと
これらを峻別し、トップの承認を得て、関連部署に徹底することが重要。

・・・このあたりが如何に重要か、ということの実例は、不幸にして昨今の状況下では、一杯転がっているように思われる。今のところ、幸か不幸か、個人的にはこの手の業務に関与したことがないが、備えあれば憂いなしというか、そこまではいかないにしても(実際この手の業務は場数を踏まないと絶対に上手くならないと思う)、何か起こったときでも、「頭が真っ白になって何もできない」というのだけは防ぎたいところである。


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