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キャッチボールの前に

被災したわけでもないし、平常モードでしっかりと日々を送ることが、結果的に被災された方々への支援に繋がるのではないか、と思うことにする。まだ揺れてますが。

というわけで(謎)、地震前にTL上で一部の方々で盛り上がっていた(苦笑)、法務のアウトソーシングネタで、もう少し考えてみた。下手の考え休むに似たり、でしかないような気がするが(汗)。まあ、リハビリ(何の?)の一環だと思って、生暖かく見ていただけるとありがたいです。



とりあえず、企業の法務部の様々な業務のうち、契約書のレビューとか契約書作成の法務業務については、外の弁護士事務所に相対的に依頼しやすいだろう、というところは争いがないと思う。その一方で、その割には上手く出せていないということも、争いがなさそうな感じである。それは何故だろうか?ちょっと考えてみた。

依頼に出す側、依頼を受ける側、双方に何らかの問題がある、ということは想像に難くない。とりあえず、依頼を出す側、つまり、企業側にどういう問題がありそうか、考えてみた。

まず思いつくのは、企業の実務、実態、が伝わっていないということを上げるべきだろう。基本的には、弁護士さんは、通常の法務部員(特に担当者レベル)よりは、法律知識はあるものと仮定可能だろうから(*)、それでも不足があるとすれば、それは何かを考えてみるべきだろう。
*この部分については、常に該当するものではないと思っているが、依頼を受ける側の問題として別に考えるべきものと理解しているので、ここでは、この仮定が該当するものと扱いたい。

そうなると、所謂法の当てはめのレベルで必要な情報、企業の実務、実態がきちんと伝えられていないということが原因ではないのか、という気がする。定性的にリスクが存在することが分かったとしても、その先、どこまでのリスクヘッジを、どのようにするか、という点については、これらの点の理解なしには、適切な対応ができないものと考えるから。

具体的には、次のものが含まれるのではないかと考える。便宜上3層に分けて考える。たたき台のつもりなので、関係者の方々に置かれてはご意見をいただけると助かります。
  1. 自社を取り巻く状況に関するもの
    1. 業界のおかれている状況に関するもの
      1. 業法上の規制そのほか取締規定
      2. 業界標準、標準規格(ISOとか)
      3. 業界地図
  2. 自社についてのもの
    1. ビジネスモデルそれ自体
      1. サプライチェーン全体にわたるモデル
    2. 競合相手との関係に関するもの
      1. 会社全体としての相互依存関係の全体像
    3. 自社のサプライヤーとの関係
      1. 会社全体としての相互依存関係の全体像
  3. 取引対象およびそれを取り巻く状況についてのもの
    1. 製品・サービスについての情報
      1. 製品・サービスの仕様とか(瑕疵担保期間・品質保証期間など)
      2. 競合する製品・サービスとの差異
    2. 製品・サービスを提供するための自社側の体制に関する情報
      1. 自社側の能力:自社の身の丈というところか
        1. 製造キャパシティ
        2. 提供のためのリードタイムとか
        3. 技術的な能力
        4. 営業の対応能力、交渉術の巧拙
        5. 社内的な事務手続き
          1. 決裁権限規定
          2. 稟議の回し方
    3. 相手側の体制に関する情報
      1. 相手方がこちらの製品、サービスを必要とする理由
      2. 相手側との交渉力のバランス
      3. 相手側の状況(代替製品などの入手可能性)
    4. 流通経路に関する情報
      1. 代理店、特約店の関与の有無およびそれらとの関係の歴史
      2. その他の流通慣行
        1. リベートそのほかの有無

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