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ドラッカーと会計の話をしよう /林 總 (著)


大晦日に読み終わっていたが、タイミングを逸したので、本日感想をば。これまた図書館で借りた一冊。ポイントをまとめると凄く薄くなりそうだけど、物語形式をうまく使っていることで、理解しやすくなっている。小難しい数式とか出てこないので、数字とか数式とか苦手でも安心して読める。そういう意味で、経営層・管理職向きの一冊と考えても良いのかもしれない。

内容の主なポイントは次のとおりだろうか。
  • 利益という概念はそもそもあやしげ
  • 事業年度は、ビジネスのスパンとかを無視しているので、事業年度単位の損益等にとらわれてはいけない
  • 経営者として重視すべきはキャッシュフローの増加。それは付加価値の増加がもたらす
  • 売れる商品は限られている
  • 商品にはライフサイクルがあるので、ライフサイクルを見越して商品のそろえ方を考えるべき
  • 出て行くお金は投資も費用も管理可能なコストとして管理すべき
  • 管理する際には、そのお金が何のために使われることになるのか考えることが重要
  • プロセス全体を見て、コストを管理する必要がある
  • 商品の値段は買う人が決める
全体的にドラッカー万歳で、その当否の検証はしようがないのだが、なるほど、と思ったのも確か。

ただ、一点気になったのは、事業年度単位の損益にとらわれてはいけない、という指摘について。そもそも何故そのような指摘があるのかは理解できた。その一方で、外部のステークホルダーとの関係では、期間損益を一定程度重視する必要があるはずで、その辺について記載がないのは、読みようによっては、誤解を招くような気がした。つまり、企業としては、投資として出資を求めたり、借り入れなどを求めていくことも考える必要がある一方で、そういう出資などをする側にとっては、一定期間での利回りとかが重要なはずで、そういう人たちとの関係では、事業年度単位の損益は、彼らが投資などの意思決定をする際には重要になってくるはずなので、それを軽視して良いかのごとく読めてしまう記載は、やや問題があるのではないかという気がした次第。

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