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職場の法律は小説より奇なり /小嶌 典明 (著)


法律書らしくない見た目もあって、図書館で見つけて気になっていた一冊。図書館で借りて、一通り読み終えたので感想をば。

労働法のあちこちにある問題点について、法文の建前と実態との乖離(または、社会の変化に法制度が追いつかずに制度疲労しているということか)の問題点を指摘していて、しかも、指摘が上滑りになっていない感じがする。それは、ご本人が当事者として問題に関与した(大阪大学の人事労務室員でもある)経験故のことなのだろう。
「労働法の適用を受けない者が、労働法の世界を経験しないまま、労働法をつくる。その内容が、労働法の適用を受ける現場に大きな無理を強いることになったとしても不思議ではない」という指摘は、そういう経験がにじみ出ている気がした。



個人的には、この他には、法令の公布になぞらえて、就業規則を見た場合の問題点についての指摘がなされている、第2話が特に面白かった。手続論的な議論がこういう文脈でててくるとは思っても見なかったので。とはいえ、「事件は現場でおきるのであって、判決の中で起きるのではない」というのは、いい表現でることは認めつつも、某ドラマみたいな気がして、微妙な気分になったけど。




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