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災害対策マニュアル―災害からあなたを守る本 / 日本弁護士連合会災害復興支援委員会 (編集)



そもそも、商事法務のメルマガで書名を見たのが、この本の存在を認識した最初なのだが、「何故商事法務が災害対策マニュアルを?」というのが最初の正直な印象だった。本屋で探しても見つけられずに、近所の図書館のサイトに新刊として出ていたので、予約して借りてみた。実際手に取ってみると最初に書いてあるのは、自分がオフィス内に居て、急に大きな揺れが来たらどうするか、というような話だから、最初は普通の災害how to 本かと思ったのだった。それはそれで重要かもしれないが、何でそれを商事法務が?という思いは残る。

さらに読み進めると、理由はすぐに分かった。後からはしがきに書いてあるのに気づいたが、
「本書は、震災や台風などの災害に遭ったあなたが直面するおそれがある、トラブルや法律問題についてQ&Aのかたちでまとめたものです」
という点。要するに、災害等の被害を受けた際の法律相談の本なのである。その意味では、題名がmisleadingなのかもしれない(そんな誤読をするのはお前だけだ、というツッコミをうけそうだが)。せめて、表紙に法律相談がメインの内容である旨記載しても良かったのかもしれない。
内容は、預金通帳とかカードが行方不明の際に下ろせるかとか、紙幣が燃えたり、貨幣が溶けた場合の対応とか、災害にあっても税金は支払わないといけないのか、とか、確かに災害の時に特有と思われる話への法律的な対応、法律や国・自治体の制度等で何が助けになるか、というようなことが色々と書いてある。保険とかについては、結局、個別具体的契約如何によるので、保険会社と相談せよ、と言うしかないにしても、Q&A形式で書いてくれているので、探しやすいのではないだろうか。税金とかの細かい話が多いので、一読しても覚えきれるわけもなく、理解するというのも難しいから、必要なときに辞書的に使うことになるだろう。コンパクトなので、非常用持ち出し袋の中にでも入れておくのが一番便利なのかもしれない。本棚においておくと、きっと災害時には崩れて探せなくなるだろうから。

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