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法務とは何をするところか。

とも弁護士の備忘録経由で見つけた珈琲男のWharton MBA留学記でのエントリ。企業法務の担当者の方々にエントリの全文を読むことをオススメします。
※特に重要だと思った箇所を以下引用(改行位置はこちらで修正しました)。以下で「先生」とあるのがとも弁護士。

ランチも最後に近づいたとき、I部長が席を外された際に、若気の至りで、
「企業法務とは要するに何をするところだと理解すればよろしいのでしょうか?」
などとぶしつけな質問をした際、先生は、しばらく沈黙されたのち、
「組織のレピュテーションを守ることでしょうね」
とお答えになった。


このやり取りの後で、業務の経験を通じて、珈琲男さんは次のように理解するに至る。

法務の仕事とは結局、会社の意思決定を全てのステークホルダーに対して説明可能な状態にするための支援を提供するものであり、意思決定におけるアラカウンタビリティを常に担保することができれば、仮に何が起ころうとも、組織のレピュテーションをギリギリのところで守ることができる、と自分なりに理解するようになった。




組織(企業全体、ということになろうか)のレピュテーションを守れるようにするためには、まずは説明責任が果たせるようになっていることが必要条件(十分条件と言い切って良いのかは疑問が残るけど)で、そのための支援を行う部署の一つということなんだろう。もちろんラインの部門がイイカゲンではスタッフが頑張って何とかできるわけもないし、スタッフ部門と言っても、法務以外の部署も、例えばお金の面では経理・財務・税務という部署が、人に関する面では人事部署も、立ち位置に差異はあっても、そういう支援を行うことになると思う。法務だけでやるような話でもない(仮に、何らかの理由により、どこかで一元管理となったら、後から株主代表訴訟等になることも想定すると法務で、という事になるとは思うけど)。

僕自身も、案件の内容によっては、どういうスタンスで臨まないといけないか、悩むことがある。特に、今の勤務先では、人的にも予算的にも制約条件が厳しいことが多く、難しい面がある。そういう中でどうやるか、というのが個人的な課題。

ともあれ、こうやって、自分のスタンスを明確に言葉にできるのは、凄い(というか、出来ていない僕がダメなだけなのだろうが)と思うし、部署に配属になるに際して、こういう点についての示唆を与えられる上司の方も凄いと思う。今の勤務先でも、新しく人を迎えたばかりなのだが、こういうところにまで話が出来ていない。改善しなければ、と思う次第。

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