スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「輸出管理論―国際安全保障に対応するリスク管理・コンプライアンス 」/田上 博道 (著), 森本 正崇 (著)



香港に行くまでの飛行機の中で読了。

輸出管理業務(今の勤務先では法務の一部ではなく、別部署で担当している)の一部についてもお手伝い?することになりそう(ただし、詳細不明というのが問題ですが)なので、Business law journalでのbook guideにおいても取り上げられていたことから手にとってみた一冊。普通に本屋で購入可能なこの分野の図書として、最初に読むべき一冊なんだろうというのが読了した結論。

メーカーの場合、コンプライアンス云々を別にしても、場合によっては、貨物の輸出禁止措置を受ける可能性があることからしても、輸出管理に関する話は無視できない重要性があるのは否定できないところ。その割には、きちんとした資料が少なく、どうやら経済産業省関連の独法からでないと入手できなさそう。そうなると本屋で中身を見てから買うということが事実上できないことになる。

そんな中では、普通に本屋で買える本としては、分量が手ごろということもあり、この本がまず選ばれてしかるべきだろう(それ以外に選択肢がないが)。背景となる国際政治や国際政治史から、重要な用語の解説(むやみやたらに略語がある)、法令や重要判例の解説にいたるまできちんと説明してくれるので、手元においておいて損はないはず。

そうはいうものの、細かな手続の実際まではカバーできていないので、これ一冊で全部完璧とはならない。その辺りは、件の経済産業省関連のところから出ている情報で補う必要があるだろう。それらとのすみわけという意味では、この種の法規制の意味、全体像をきちんと理解させてくれる本、ということになる。

個人的な仕事との関係では、今の勤務先が部品メーカーで、直接許認可申請などをする側ではないので、そういう立場で具体的に何をしないといけないのか、というところでは、違いが出てくるはずだけど、その辺りまでは見えてこなかった。そこまでカバーすることを期待するほうが変なので、その点について不満というわけではない。これらの点は別の方法で補う必要があるというだけ。

コメントの投稿

非公開コメント

カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
プロフィール

dtk

Author:dtk

日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
"dtk"でお願いいたします。

旧ブログ

ITエンジニアのための契約入門 iPod touch/iPhone用にリリースされました。詳しくはiTunesAppStoreから入手可能

初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

カビバラさん時計
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
カテゴリー
月別アーカイブ
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

twitter
    follow me on Twitter
    カウンター
    Amazon.co.jp

    ブログ内検索
    RSSフィード
    リンク
    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。