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図解入門ビジネス 中国ビジネス法務の基本がよーくわかる本―ビジネスの実際から法律問題までを完全図解 (How‐nual Business Guide Book)/遠藤 誠 (著), 孫 彦 (著)



いつもお世話になっている企業法務マンサバイバルで紹介されていたので、読んでみました。tacさん、ありがとうございました。tacさんの紹介にあったとおり、

中国法務の入門書としては、著者の信頼度・構成・内容のわかりやすさ・情報の新しさ・価格の点でこの本が最も優れている。

という点はまったくそのとおりと思います、現時点では、ですが。

今の勤務先はメーカーで、しかも製造拠点の中心が既に中国にシフトしている会社なので、そういうところの法務担当としては、加工貿易(来料加工)に関する知識はきちんとおさえておく必要があると思っていたので、この本で簡潔に、かつ、分り易くまとめてくれて助かりました。

それと、個人的に中国からの撤退についての記載があったのには、「Good Job!」って感じです。どこの国に行くにしても、その国に進出する際には撤退のことを視野に入れておくべきだと思っているので、中国ビジネスの法務の最初の一冊として手に取ってもらう意図のある本であれば、その辺りも簡単にでも触れておくべきと考えます。そこももれなく抑えている辺りもポイントが高いと思った次第です。

一通りのことは書いてあるなあ、と思いつつ眺めていたのですが、こういう点も触れて置いてほしかった箇所が数カ所あったので、ついでにメモしておきます。このentryの時点の版には次の諸点については記載はないわけです。

  1. 不法行為法。これは、この本の作成中にちょうど立法されていたところなので、記載がないのは、やむを得ないのだろう。最近ではNBLとかを含めあちこちで紹介もされているから、それで補充ということで。ネット上にあったのでは、国会図書館の情報へのリンクを貼っておく。
  2. 外貨送金規制。中国で稼いだお金を国外に送金する際の手続きについて。過去においては、結構面倒だったと記憶しているのだけど、その辺りの最新の情報は載っていてほしかった。
  3. 技術輸入に関する日本の規制(特に対中国という意味で)。中国からの技術の持ち出しに関する規制についての記載はあったが、日本企業が使うのは中国に持ち込む際の規制に関する情報だろうと思うので。網羅性という意味では載っていると便利だと思った次第。
中国の法令の動きはスピードが速いので、この本も年一度くらいはupdateしてもらえると便利だと思います。

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