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「検察の正義」/郷原信郎



図書館で借りた。なんとなく買う気になれなかったので。

懐古談が自慢めくのはやむを得ないので、それは我慢するとしても、書いてあることと同じくらい書いていないことが気になった。

諸般の偶然でできてしまった「神話」に基づき、「正義」を独占して、独自の論理をトップダウンで実行して突っ走ってきた組織が、世の中の動きに付いていけずに、あちこちで、無理を重ねて、暴走しているということが、事例を基に論じられている、というのが大雑把な紹介なんだろうと思う。

その辺りは、直近では郵政不正事件での惨状(トニー四角の穴を掘って叫ブログでのエントリがtwitterでの中継を含め、うまくまとめてくれていて有用だと思う)が分り易いかもしれない。それ以外にも落合弁護士のblogやtwitterでのつぶやきでもよく分かる。
気になったのは、ひとつには、最後に出てくる「長崎の奇跡」で用いられた手法がその後どうなったのかということ。まあ、あれが「奇跡」と言われてしまうこと、それ自体が、この本で指摘されている問題点を示しているような気もする。この手法がなぜそのあと継続されなかったのか(されているとは思えないので、こういう書き方になるが)、よく分からない。また、著者が長崎地検を出たあと、検察の世界(?)から足を洗うまでの間のこともネタにされていない。何か差し障りがあって書けないのか?と勘ぐりたくなってしまった。

ともあれ、検察が、独自の論理で動く特殊な組織(寧ろマフィアに近いというと、言い過ぎかもしれないが)だということだけは間違いがないように思われる。できるだけ関わらずに済むよう、祈るしかない、という気になった。


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