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そんなもんかねえ

仕事はぼちぼちと。メールもぼちぼち入ってくる感じ。何が何だか分からない感じではあるが、とりあえず入ってきたメールは眺めてみることにする。

それはさておき、NBLとか商事法務とか回覧されており、それぞれ興味深いところがあって、特に、債権法改正関係の記事がある関係で、NBLの920号は手元において眺めているのだが、その中のエクスターンシップについての記事に印象的な記載があった。エクスターンシップについて、企業に行った当の学生さん、受け入れた企業側担当者、送り出した学校側担当者、それぞれのコメントが載せられていたのだが、中で印象的だったのが、受け入れ先の企業の法務の方が「企業法務において、法律論は解決方法の1つの側面であってすべてではない」と話したところ、エクスターンシップのロースクールの学生さんにはかなりのインパクトを与えたとの記載。何でそんなことで、というのが正直な感想。

僕自身は、学生のころは不まじめな学生で、ロクに勉強せず、寧ろ、企業に入って、多少とも擦れっ枯らしになってから、それなりに(謎)本腰を入れて勉強するようになったせいか、そういうところに驚くというのが何だかすごく不思議な気がする。企業は利益を上げてナンボという存在なのだから、トータルで利益が出れば、交渉で負けても、どっかで、法令に触れない範囲で、何らかの格好で取り返せればOKということが多いように思えるので、当たり前のこととしか思えないのだ。企業の中で、どれほど理屈がたっても、相手とのバーゲニングパワーの格差の前では無力(優越的地位の濫用とかまで行かないようなケース)というのを山ほど見てきたからかもしれない。そういう場合は、一生懸命交渉して、締結した後では一生懸命その契約書の穴を探すことを始めたりすることになるケースもあると聞く。

ともあれ、そういうことも分からずに弁護士になるよりは、わかったうえで弁護士になる方が、企業のクライアントにとって良い弁護士になれる可能性が増すはず。だから、そこがわかっただけでも、エクスターンシップに出られた方に取っては有益だったのだろう。個人的には、そういうことを理解せずに弁護士になった人が相当数いるかもしれないから、そのつもりで弁護士に相談する必要があるということ、および、そういうところのギャップを埋めるのも企業法務の担当者の仕事の一つなのかもしれないと認識したことが勉強になったような気がする。

もう一つなるほど、と思ったのが、同じく受け入れた企業の担当の方のコメントで、エクスターンシップの学生さんに色々OJTで説明をするのは、法務の担当者にとっても良いチャンスだというところ。人員構成の関係で、年次が上がっても下を指導する機会がないというケースもありうるので、エクスターンシップ受け入れをOJTで指導する経験を積む場として使うというのは、発想としてありだなと思った次第。指導する側のほうが指導される側より勉強になるというのはよくある話だし。

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