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BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2012年 01月号 [雑誌]


届いたので例によって感想を。個人的には読み応えがあった一冊。例によって順不同で感想を。

第1特集は、契約交渉時のリスクと、その対応策としての研修について取り上げている。例によってBLJらしく(謎)、実名も匿名も含め、企業ごとの実態についての紹介が非常に興味深いし、自社で契約交渉に際してアドバイスするときや研修を行うときのヒントになる記載が多かった。特に、研修のやり方という面では、契約書に書かれていない部分について気づかせるという神鋼商事さんの研修が興味深かった。一方で、研修の副作用について、研修の結果、法的リスクに無関係の仕事が増えるとか、共同開発契約についての研修でリスクについて焦点を当て過ぎたら、良い点を封じていて(法務的に共同開発の良い点を取り上げるのはそもそも難しいというか、不可能なのでは?...と思うが)、共同開発をするな、と聞こえた、という指摘があったというのは、心しておかないといけないと感じるところ。

第2特集の監査役との連携によるガバナンスの強化、についても、昨今の様々な事例を見ると非常にタイムリー。連携強化と言っても、リソースの少なさや、利益相反の問題は難しいと実感。個人的には次の「コーポレート・ガバナンス」と「内部統制」の区別は、言われたら、そのとおりだと思うけど、不勉強ゆえに、あまり明確に違いを意識していなかったこともあり、有用と感じた。

コーポーレートガバナンスは、特に会社自身と株主の利益を守るために、会社が適切に経営されていることを監査役と会計監査人が監査する問題といえます。これに対し、内部統制は、会社法で定められているとおり、業務執行の一端として行われるべきものであり、代表取締役や業務執行取締役、執行役など、実際に会社を経営している人間が決定・実行している問題


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