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ICC pre-arbitral refree procedure

ICC Rules for a Pre-Arbitral Referee Procedure

国を跨ぐ取引の際には、執行に関するニューヨーク条約の適用を前提として、紛争解決手段が仲裁ということになりがち。そういうときに、仮処分の必要性が生じたとしても手当てがしにくいのではないかと思っていたら、実は、その辺は「こんなこともあろうかと」手当てがされているということに、今更気づいたので、恥ずかしながらメモ。ICCルールでの仲裁の時に、併用可能な手続きらしい。某大手外国企業の取引基本契約に出ていて、それをレビューしていて知った次第。

refreeなる人(仲裁になったときの仲裁とは別というのが原則らしい)を決めて、その人の判断を仰ぐということだけど、refreeの権限は、ざっくり訳すと次の4つに限られるというのが原則(契約自由の原則に従い、当事者の合意により変更可能)
1.緊急時の権利保全措置
2.債務の支払い
3.契約の履行命令
4.証拠保全措置

Refreeはファイルを受領してから、30日以内に判断して命令(Order)を出さなければならないとのことので、それなりのスピードで話が進むことになっているらしい。

もちろん、仲裁と同じく、この手続きも、書面の合意に基づき使用可能となる。その合意のための推奨文言は次のとおり

“Any party to this contract shall have the right to have recourse to and shall be bound by the pre-arbitral referee procedure of the International Chamber of Commerce in accordance with its Rules for a Pre-Arbitral Referee Procedure.”



Refreeのアポイント(ICCのsecretatiatに申立を行うことでアポイントのための手続きが開始されるらしい)とかが迅速にできないと、結局使えないという問題は残りそうだけど、ICCでの仲裁を紛争処理手段として使用する場合は併用を考えてみる価値はあるのかもしれない。使ったことがあるわけもないので、実態がどうかはよくわからないけど。


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相場観と現場感?

いや、特に思いつきだけなんですがね(根拠なし)。毎度お世話になっているtacさんのところでのエントリを読んで思いついたわけです。

件のエントリでも話題になっているこちらの本は、僕も会社の机において、折に触れて参照しています。

それと、まだまだ販売中の『ITエンジニアのための契約入門』において、当初案のあったチェックリストがボツになったのも、思い出すと、ちょっとだけ悲しい気分になります。tacさんも書いているように、ボツにしたのは正解だったと思っています。自分たちが使える位の細かいものを作ろうとするとiPod touch/iPhoneの画面で見るにはキツい分量になってきましたし、エンジニアの方々向けに作るのは、何を省くかが、相当難しかったのでした。ただ、僕が書いた部分の大半はそのボツになった部分だったので…(以下略)。

というのはさておき(長いって)、tacさんも書いているように、上記の本はチェックリストとしては非常に有用だし、相場観、つまり、このくらいの線で妥協するのはあり、なんでは、というところを知るうえでは役に立つと思うのですが、実際契約書のドラフトを検討して何らかのコメントを出す際には、自分の会社の身の丈、というか、自分たちの会社の対応能力、交渉力などを勘案したら、この辺で妥協しておかないと後から大変とか、文言上はリスクがあるけど、現場での対応でカバー可能だから、リスクをとってもOkとか、そういう辺りについてきちんと把握しておかないとイカンよなと感じています。

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続報:incoterms2010

以前のエントリの続き。incoterms 2010の件。ICCのサイトを見ると解説書(英語・英仏併記:和訳は来年らしい)の案内が出ていて、多少情報が出ていた。解説書は英語版は55ユーロ、英仏併記で60ユーロとのこと。

13のtermが11になったということ。Dで始まるtermを整理して、さらに、全体について、今までは3文字の最初の文字で分けていたのを、海上輸送を前提にした4つと残りの7つと、2つに大別している。以前からあるtermの内容が変わるのか、変わらないのかすら不明だが、現時点でICCのサイトに出ている情報に基づき、整理のされ方をみると一応次のような感じになる。

*表形式がうまく表示されると良いのだが…
20102000
RULES FOR ANY MODE OR MODES OF TRANSPORT
EXWex workEXWexwork
FCAfree carrierFCAfree carrier
CPTcarriage paid toCPTcarriage paid to
CIPcarriage and insurance paid toCIPcarriage and insurance paid to
DATdelivered at terminal
DAPdelivered at place
DDPdelivered duty paidDDPdelivered duty paid
DDUdelivered duty unpaid
DEQdelivered ex quay
DESdelivered ex ship
DAFdelivered at frontier
RULES FOR SEA AND INLAND WATERWAY TRANSPORT
FASfree alongside shipFASfree alongside ship
FOBfree on boardFOBfree on board
CFRcost and freightCFRcost and freight
CIFcost insurance and freightCIFcost insurance and freight



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もろもろと

いくつか箇条書きで。ツイッターでつぶやけばいいのだろうが、ここに記録しておきたかったので。
  • 苦節3年?、amazonのアフィリエイトでお金がもらえることとなった。別にお金目的ではないが、どんな感じなのかと思って経過を見守っていたら、振込の最低金額(5000円)を超えるのにそれだけの時間がかかったというところ。それを考えると、弾さんのところは凄いもんです。
  • お金を貰えることがわかったのは、リンクを貼ろうとしてアフィリエイトのサイトに行ったら、振込手続きが完了していないというエラーメッセージが出ていたから。一応対応する手続は取ったが、実際に着金するまではどうなるかわかったものではないと思ったりする。たけくまメモでの「海外低額小切手の恐怖」を思い出してしまった。ああいう事態にはならないと思うけど。
  • 近所に、水田(!)があるのだが、そこに鴨のつがいが来て、虫をついばんでいた。おお、ナチュラルに合鴨農法か!と思ってカメラを持っていったら既におらず、代わりにデカイ鴉がいた。合鴨→鴨のパストラミとか旨いよねとか考えていたのが察知されたのかもしれぬ。
  • 今度の選挙は、どこに入れようか。消去法で考えていくと、どこも残らないというありがちなオチになりそう。それだけは避けないといけないと思うのだが。
  • そういえば、例の女子柔道の方がご出馬されるそうで、五輪も狙うということだが、兼業それ自体は悪いとは思わないが、この組み合わせの兼業は許容すべきではないと思う。政治経験がまったくないにのいきなり国政に出て、しかも兼業というのは、いくらなんでも酷くないか。もっとも、選挙で当選したら、政治で忙しくて準備ができないから、ということで、五輪に出られないことに対する自分への言い訳にする、というストーリー…ということかな、と無理に解釈してみる。

おみごと手帖 /中野 翠 (著)



毎度お馴染み(?)、中野翠のサンデー毎日での連載を1年分まとめたもの。これと、小林信彦が週刊文春に書いているエッセイ(本音を申せば)を1年分まとめたものは、毎年読まないと落ち着かない。内容は、良い意味で相変わらずで安心できる。毎年買っていると置く場所がないこともあり、図書館で借りている。

末尾の歌舞伎座取り壊しへの異議申立てには、共感を覚える。あんな銀座の辺鄙なところに今更ビルを建ててどうするのか、というのは全く同感。仮に、松竹の懐状況がアレだから、仕方がないとしても、残しながらでも算盤が合うようにできなかったのかと思う。この点については大阪のフェスティバルホールもそうだけど。知恵が足りていないと思うばかり。

カイロプラクティックに通うその4

前回とほぼ同じ。大きな変化(いい方向にも悪い方向にも)はない。来週も行く。備忘のために記載…って書くのも変だが。外の目にさらしているとはいえ、logでもあるわけだから。

こちらがあまりしゃべらない(場合によっては意識があまりないからだが)こともあり、こちらの担当者も、無口。本当は喋りたいというか、喋りながら相手の様子を探ったりしているのかもしれない。ただ、こちらが必要と思っていることは話しているからそれで良しということにしよう。それで不足であれば、聞き出すのが彼らの仕事のはずだし、と、つい、自分の仕事に引きつけて考えてしまう。

Reinfield Corp. v. E. Remy Martin & Co., S.A., 98 F.R.D. 442

以前のエントリの中で言及したレミーマルタンのケース。弁護士資格を有さない日本の企業の法務部員との交信についてアメリカでattorny-client privilegeを主張しようとする場合には参考になると思われるケースなので、紹介する次第。

Reinfield(原告)がRemy Martin(被告)に対して起こしたantitrust訴訟の中で、原告側が被告側に提出を求めた文書の一部につき、被告側がattorney- client privilege(AC)に基づき提出を拒否したところ、原告側がFRCP37(a)(2)により強制提出命令を申し立て(予備的に裁判所がACの有無についてin cameraで調べるよう求めてもいる)、ACの適用の有無が争点となったケース。結論としては、被告側の主張が認められ、提出命令もin camera手続も認められなかったというもの。提出を拒否した文書は、被告のフランスでの"in-house counsel"との交信に関するものなのだが、ここでいう"in-house counsel"の扱いが一番の争点。


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ワインの匂い/オフコース



サッカーはおめでとう、ということなんでしょう。リアルタイムで見てお疲れの皆様も相当居られたようで(私の隣の席のサッカー好きの方はそもそも年休取ってお休みされていましたが)。渋谷は大変だったようです

そういえば、法務的には株式総会の集中日のひとつだったようで、そういう担当の方にとっては悩ましい昨晩だったのではないかと思ったりもします。電車事故等で来られなくなったりしないよう、会場近所のホテルに泊まりこんだはいいけど、結局TVを見てしまって、悲惨な状況で総会を迎えた法務の方が…いなかったと思いたいのですが…どうなんでしょう?

それとこれとは関係なく、帰宅してスパークリングワインを飲んだのでこの一曲。要するにネタが思いつかんのです。画像が爽やかなのもGJ!って感じですし。2人の頃のオフコースは、売れ線狙いというところ(これはこれで悪くはないのですが)が少なく、繊細で良いですな。

プレップ労働法 第2版/森戸 英幸 (著)



他力本願はよくないので(謎)、とりあえず入門書を。Prepシリーズの中では破格の厚さ。破産法と比べると倍くらいの分量ではないかと思う。くだけた、というか気さくな感じで話が進むので、厚さの割には暑苦しくもなく、誰にとっても読み易いのではないかと思う。如何にもありがちそうな会話とかに潜む問題点の指摘とか面白い。まんべんなく全体をおさらいしている感じなので、きっと最初の一冊としてはふさわしいのだろう(根拠なし)。入門書なので、この次の一冊のオススメとかあっても良いのではないかと思うが、本文の分量が多いからそこはリストラされた、ということなんだろう(謎)。

玉姫様/戸川純

ネタがないので、二日続けてyou tube ネタ。



昨日のカラオケのMVPはきっと、この曲を歌ったお二方でした、きっと。

まったく知らなかったのでびっくりしましたが、you tubeで見てさらに驚きました。突出しているという生易しい言葉では語れないものがあるというか、逝ってますな、目が。One and Onlyというか、人為的に模倣できるようなものではない何かを感じます。


今どうされているのかと思って調べると、昨年芸能生活30周年記念(こういう触れ込みだと途端に生活感を感じてしまうが)のboxが出たとのこと。まだ療養中のようです…。

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Oh Sherry/Steeve Perry



予告投稿で、you tubeネタ、というのはアレですが…。

ひょんなことから?ny47thさんを囲む会にお邪魔することになりました。リアルでお目にかかったことがあるのは、ny47thさんのみ、というところにお邪魔するのは、大丈夫かな、と思いつつも、カラオケ80年代縛りということなので、大丈夫だと思うことにしました(意味不明)。

という話を、これまたひょんなことから、ろじゃあさんにしたら、カラオケ80年代縛りというところが琴線に触れたらしく(?)、ろじゃあさんも、ということになりました。

でもって、この曲との関係は?というと…

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民法でみる知的財産法 /金井 高志 (著)



長らく積ん読状態だったがようやく読了。民法の基本を確認しつつ、その応用問題としての知的財産法を説明する、という、手間がかかるけれども、きちんと内容に着いていければ(ここが重要!)、しっかり身につく、という本。そういう本なので、民法の理解がきちんとできていないと、僕みたいに、読むのに時間がかかってしまう。知的財産法について、ざっと短時間で概観する、という用途には不向き。知的財産法のよって立つところに遡って、しっかりと把握するための入門書、と考えておくべき。その用途には相当優れた本ではないかと思う。
#追記:上記のように思うのは事実だが、僕自身がどこまで着いてゆけたのかについては、相当心許ないことを付言しておく。

福井先生の著作権の本2冊を読んだ後だからか、実例とかがあまり前面に出てこない点について、いまいちかなと感じたところもあるが、いちいち実例を解説するのも、特に特許とかだと大変そうし、紙幅を抑えるということも考えると、やむを得ないところだろう。また、知的財産法のうち、著作権法以外については、権利創設のための手続につき、手続法的な視点で踏まえて考えた方が良さそうなところもあるような気がするし、そういう面については、行政法の応用科目として認識しつつ、別途理解を補充する必要があるのかもしれない。

BUSINESS LAW JOURNAL (ビジネスロー・ジャーナル) 2010年 08月号



毎月感想を書いているBLJなので、今月も気になったところだけ感想をば。

特集の労働法務については、正直現職も含めて、今まで勤務した3社とも人事が所管して、訴訟になったときに多少法務がお手伝いすることがある、という形で対応しているので、まったく知見も経験もない。そういう人間の目からすると、こうやって最新の状況のupdateも非常に助かるのだが、時々しか関与しない人間向けに基本のおさらいみたいなものがあると嬉しい…というのは横着に過ぎるか(苦笑)。実務に関するところでは、具体的な状況に優先順位をつけることの重要性は、解雇をめぐる交渉下でも重要ということとか、外資のドライさ加減が、当たり前のことではあるのだろうが、それでも、やはり印象的だった。海外主要国の法制の最新状況をさらっとまとめているのは、さすが、あの事務所というところなのだろう。

ワークショップについては、今回もなかなか難しく、考えさせられてしまった。調査自体のもたらすリスクをどのように管理しながら、調査の実を上げていくかというところは、実際やってみないと勘所をおさえるのは難しいのだろう。それぞれのステップごとに、事前にどこまで想定シナリオを考えられるか、が鍵なんだろうな、とは思うけど。随所に出てくる細かい現場でのテクニック(揺さぶりをかけながら話を聴くとか)は、ファシリテーターの方の場数の賜物だろうし、こういうのが分かるのがBLJの良いところなのだろう。

個人的にこの号で一番興味深かったのが欧州の約款規制法の記事。理由は…略(苦笑)。こうなると、英語で欧州のどの国でも使用可能な裏面約款をつくろうとすると、結構面倒なことになりそうな気がしなくもない。記事の最後に書かれている手で対応するとなると、実は裏面約款の意味が減殺することになったりしないだろうか…。


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衝撃的なお寺のCM

twitterで呟いたら思いのほか受けが良かったので、こちらでも。音が恥ずかしいので、再生時には注意が必要。なお、僕は、サカキノホトンブログで知ったのでした。



本家?のお寺のサイトもきちんとしていて、サイトとしては好感が持てる作りになっている。写真の多用の割には重くないのが偉い。住職が自分より年下ということでちょっと凹んだ。まあ、この位の年代の人が住職でないと、こういうことはできないよな、と納得はしたのだけど。ともあれ、訪れるにあたっての気持ちの上での敷居を下げるという点については、成功しているのではないかと言う気がする。

カイロプラクティックに通うその3

通っているおかげで、肩とか首が痛くなることはないものの、肩甲骨の辺りの筋肉が依然としてかたい。筋肉をマッサージしてもらっているときに、自分でも分かるくらいにかたい。それなりに意識して、肩の辺りを動かすなどしているつもりだが、目に見えて改善するには、まだ時間がかかると言うことなのだろう。あと数週間は通う予定。通わないとまた痛くなってしまうだろうということは想像に難くない。

はやぶさ関連でもう少し

一過性にしない、という意味でもうちょっと。気づいた記事等(まともなものからそうでないものまで)について、箇条書きで。

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英文e-mailにおけるNGwords

twitterでのJi2eDiscoveryさん(?)のつぶやきから

23 Things Not To Write In An E-mail

ついでに、文中で出てくるレポートについてのbloombergの記事
`Stupid' Lehman E-Mails Didn't Stay `Just Between Us'

リーマンブラザーズの破綻に際しての、弁護士による原因調査の過程で、3400万ページの資料を調査する中で、keyword searchを使って、違法性を認識していると思われる文書を探そうとして、検索で使った用語の一覧があるとのこと。レポート自体も2200ページもあるとのことだが、NPRの報道ではどこを見れば良いのか書いてある。9分冊のうちの7分冊目の158ページ目からとのこと。

そこから延々と特定のcutodian(電子メールの名宛人、とか電子文書を保管していた人という意味)ごとに、どういうkeywordを使ってsearchをかけたかリストになっている。keywordを挙げることで適切なsearchをやったということを示す意図だろう。

一つ見つけたのが、このファイルの281ページ目から282ページ目にかけてのもの。andとorでつないでいるので長い。
"huge mistake"とか"violat*"(最後の*は任意の文字列が続くの意味だろう。violated, violates, violatingをすべて含む意図のはず),"between us"とか入っている辺りから、そういうところが見えてくると思われる。

Shocked or speechless or stupid* or “huge mistake” or
“big mistake” or dumb or “can’t believe” or “cannot
believe” or “serious trouble” or “big trouble” or
unsalvageable or “too late” or ((breach or violat*) w/5
(duty or duties or obligation*)) or “nothing we can
do” or uncomfortable or “not comfortable” or “I don’t
think we should” or “very sensitive” or “highly
sensitive” or “very confidential” or “highly
confidential” or “strongly disagree” or “do not share
this” or “don’t share this” or “between you and me”
or “just between us” or ((can’t or cannot or shouldn’t
or “should not” or won’t or “will not”) w/5 (discuss or
“talk about”) w/5 (email or e-mail or computer)) or
(should w/5 (discuss or talk) w/5 (phone or “in
person))



eDiscoveryでやっているのと同じ方法を使ってやってみた実例というわけだが、実際にこれらのサーチで出てきたものからも、リーマンのトップが破綻に至る経緯にどこまで関与していたかが明らかにされている。今回はこの件の詳細をご紹介する意図ではないし、内容にも興味はそんなにないし、理解もアレなので、詳しくは上記のbloombergの方の記事をご覧あれ。

ともあれ、こうやって実例を見ると、電子メールも気をつけて書かないといけないな、と改めて思う。後でまったくの部外者が読むことを考えて、極力誤解を避けるように書かないと、後で問題になるわけだ。もちろん、その一方で、危機的状況下において、時間も迫っていると、出来ることにも限界があるというのも事実なんだけど。



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企業と研究者のための職務発明ハンドブック /永野 周志



職務発明に関する相談があり、相談内容自体は、職務発明制度とはあまり関係ないが、ついでなので読んでみた。正直、僕には難しかったので、どこまで理解できたか謎だけど、一応メモ。

amazonで「職務発明」と入れて出てくる本の中では、現時点では最新の本。2008年までの裁判例を丹念に調べて、分析してくれている。特に、直近の40件については巻末に一覧表になっていて、これも便利そう。その内容を踏まえて、問題になりそうな論点について、個別に検討している。裁判例において、個々の論点がどのように解釈されているか、という点への説明に力点が置かれているはずなのに、裁判例の当否についての著者の見解が随所に出てきている。検討結果について見解を異にする場合であっても、ここで取り上げられている各論点について、検討するうえでは、参考になると思われる。




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著作権とは何か・著作権の世紀/福井健策



tacさんのblogで知り、どうせなら2冊まとめて読もうと探したが、既に、「著作権とは何か」が本屋で見つかりにくい状況だった。アマゾンで買っても良かったのだろうが、実際に内容を見てから買うことに拘ったため、入手に思った以上の時間を要したが、入手後は一気に楽しく読了できた。

二冊合わせると、著作権に関する入門としてはぴったりではないかと思う。共に、講演内容に基づいていることもあり、平易な語り口で、分り易い最近の事例に基づいて説明をしているので、何のことを言っているのか分からないと言うこともないだろうから、入門書に最適、という気がする。実際の作品の写真が入っていて、理解を助けてくれている。

弁護士さんの書く、著作権の本と言うと、著作者について第三者的な味方になりがちなのではないかと言う気がしていたが、この本では、著作者であるアーティストさん達にしっかり寄り添っているという感じが、読んでいてしたのだが、それはおそらく、中で書かれているように、弁護士になる前に、表現する側、著作者の立場に立たれた経験があるからなのかもしれない。

はやぶさ帰還等についての極私的メモ(長文)。

サッカーも良いけどはやぶさもね、ということで。はしゃぎすぎと言われようとも。サッカーで盛り上がるのに比べたら、この件の盛り上がりは、それほど大きいとも思えないので…。twitter上での一過性での盛り上がりで終わらせてはいけないと思うしね。

はなはだ僭越なのは承知のうえで、読者の皆様に一つお願いを。

こちらのblogをご覧になっている方々の大半は文系の方だと思います。ご近所に小さいお子さんがおられたら、是非とも、今からでも結構ですので、機会を見つけて今回のはやぶさの帰還に関する偉業(という言葉を使うのは個人的には違和感がなくもないのですが、他に思いつかないので)について、お子さんにお伝えいただければ幸甚です。それが、次の世代に色々なものを受け継いで行くことになると思うので。


小さいお子さん向けには「はやぶさ君の冒険日誌」からいかがでしょうか?まだ昨日のことについてはupdateされていませんが…。その他にも帰還特設サイトHayabusa Liveもあります。

今回の件の、何が凄いのか、という点については、日経新聞朝刊(2010年6月14日付)に簡潔にまとめているので引用する。費用について触れているあたりは、さすが日経というところでしょうか。

  • 世界ではじめて月よりも遠い天体と地球との間を往復
  • 太陽光をエネルギー源に高効率なイオンエンジンを利用
  • エンジンの不調や通信途絶などを克服し7年間にわたり飛行
  • 打ち上げなどを含む総コストは約210億円で、国際宇宙ステーションで日本が負担する年間費用の約半額
  • 小惑星の砂ぼこりが計画通りカプセルに入っていれば初の収集成功に



絵としてのハイライトという意味では、まずreentryのときの中継映像。僕はUSTで見ようとしてリアルタイムではつながらずに見られなかったが、数分後に見た。


もう一つは、突入時の地上からの写真。新聞の一面にも載っていた。
20100614.jpg
朝日の方のもっと綺麗な奴はこちら。撮影者のお名前を見て?と思ったら、痛い目みてなんぼ、の方でしたね。なるほど。普段から撮り慣れていないと、ああは撮れないよね、と思った次第。



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ades+wifisnap

いまさらだけど、kataさんに教わって、wifisnapをadesに導入。adesを無線ルータ化してiPod touchをネットに繋ぐのが目的。iPod touchは音楽を聴く目的で購入したので、ネットに繋がらなくてもいいや、と思っていたが、やっぱりつながると便利なのと、他の方法で試したが上手く出来なかったので、こちらにする。

adesは「WS020SH,WS011SH専用」のものでないとインストールできない、ということに気付かず、最初は間違えてWS027SH用の方をインストールしようとしてしまって、「この機種は無線LANに対応していないのでインストールを中止します」とか出て焦った以外はスムースに完了。インターフェイスも分り易い。

まあ、早くはないけど、繋がるのが重要。adesを無線LAN onにすると、電池の減りが凄い速いし、端末も熱くなるけど、これは周知の話なので想定の範囲内。使い勝手については、まだあれこれ言えないが…。とりあえず30日はお試し期間なので、そこで使ってみて駄目そうなら別の手を考える。

カイロプラティックその2

前回時よりは状況は改善されているとのコメント。実感としてもそんなところ。時間をかけてすこしづつ治して行くしかない。以前の四十肩のときみたいに、いきなり痛くなるような事態は繰り返したくないので、焦らないでやってゆこう。

渋谷にて


今日は例のアプリの打ち上げです。個人的な予想を遥かに越える売上で、お買い求めいただいた皆様有難うございます。

それはさておき、渋谷は、高校生のころから大学を出るあたりまでの間は、よく来ていたのですが、最近はすっかりご無沙汰です。坂の感じとか好きなんだけど。こういう用事がないと足が向きません。気になる本屋がないのと、トシを食ったせいで、雰囲気に付き合いきれない感じがするのと、両方が理由。

気がつくと、道玄坂の古ぼけた店もなくなりそう。以前あそこに古本屋があったなあ、とか思い出す。センター街そばのHMVもなくなるし、何だか寂しい気もします。その後にできるのが、どこにでもありそうな店とかビルだと余計に。



今日はこんな日でした

例によって、書けそうな範囲だけ、順不同で。

朝から、某取引の契約書のレビュー。取引自体は終了しているものの、付随する義務が一部残っていて、その義務の内容についての質問が来たのに答えるため。当該取引については、香港のオフィスで最後はまとめたため、そちらの担当者に質問しないと分からないことが出てきたため、質問のメールを投げる。

某事業部門から、取引関係の終了についての申し入れをしたいので、レターを書いてくれないかと言う依頼。関係する情報を集めてくれないと、どういう物の言い方をしたら良いのか分からないので、従前の取引状況、交渉経緯、関連する契約を含め、情報がないと対応出来ない旨説明し、情報を待つことにする。

まだ先の話だが、8月に行う営業さん向けの研修の資料を準備。部内で回覧、他の人の意見を求める。外向けの研修の前に新しく来た人にも説明しようかと思ったので。今回は、営業さんが客先からNDAのドラフトの提示を受けた時の対応について、というお題。NDAは、締結した後、きちんと内容を遵守することが大事、というところを強調することにする。






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かわるわよ(謎)

如月ハニー風(意味なし)

いや、その、魔が差したというか…ついボケたくなって…。

それはさておき、昨日のエントリに対して、tacさんからtwitterで

@takujihashizume 国際商事売買の基本ルールであるIncotermsが紆余曲折あって結局今年改訂。 @dtk1970 さんのブログで知りましたがさすがです。是非変更点の解説も宜しくお願いしますw。


と言われたこともあり、もう少し調べてみました。

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かわるらしい

勤務先で購読している国際商事法務を裏表紙からめくって読み始めたところ、incoterms 2010がでるとの記載がクリッピングのところに出ていた。

10年に一度見直していたので、出るだろうと言う話の一方で、どこかで今回は改訂を見送るという話を見たような…と思って探してみると、どうやら本当らしい。

JETROのサイトでの報道
ICCのサイトでの発表

具体的にどこがどう変わるのかという点について探してみたのだけど、きちんとしたところから出ている情報にはたどりつけなかった。9月になれば正式に内容が明らかになって、年明けから効力発生だから、そこまで待ってもある程度は間に合うのでしょう。解説書は日本語訳は来年になるようだから、英語版を入手することを考えた方が良いのでしょう。英語版の解説書は今月のどこかで予約受付開始になるみたいです。

取り急ぎ備忘録としてのメモということで。

六法で身につける 荘司雅彦の法律力養成講座



なんとなく近所の図書館で借りてみた。これで、法律力がつくかどうかは疑問があるけど、読んでおいて損はないと思える本。企業の法務の人にも、目を通して置く価値はあるのではないかと思う。

かなり思い切りよく、ポイントを絞って、六法の要所のみを説明してくれている。この手の本は他にもありそうだけど、どこを要所と判断して、どれだけ分り易く説明するか、というところが、腕の見せどころになろうが、その辺りが秀逸だと思う。大雑把なところをどうやって伝えるか、という点について、説明の技法を学ぶという意味では法務担当者にとっても勉強になるところがあるのではないかと思う。要件・効果を自動販売機で説明するとか、不当利得の実例として、自宅の裏庭に勝手にキャンプされるケースを持ってくるとか、例の出し方もよく考えられていると思う。図解とかイラスト(古い言い方をするとヘタウマだけど)もよく出来ていると思う。

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シルエットロマンス/大橋純子

日テレのMusic Loversを見る。赤坂泰彦が進行役というだけで何だか懐かしい気分。番組中にCMをやるというのも何だか珍しい(3時のあなたを思い出した)。トークはどうでも良いから、きっちりと歌を、もっとたっぷり聴きたい。

それにしても、カバーが流行るのは、ほどほどであって欲しいと思う。名曲が忘れ去られないのは良いことだと思うけど、新しいもので盛り上がらないということの裏返しのようにも思えてしまうし、ここまで流行ると、何だか安直にやっているようにしか見えないので。

そんなことはさておき、例によってyou tubeネタで、この一曲。Music Loversのゲスト大橋純子が本家本元ということで。

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森繁さんの長い影/小林 信彦 (著)



毎度おなじみ小林信彦の週刊文春のエッセイをまとめたもの。森繁さんのキャリアは長すぎて、小林さん位の年代の人でないと、森繁さんの活動の全体像について捉えるのは無理なんだな、と実感する。ただ、「森繁さんの長い影」という割に、後の代の喜劇人に残した影響について、特に「森繁病」と別の本で触れていたような現象についての記載がなかったのは、個人的には拍子抜けだった。まあ、既に説明をしている本があるから、それを見れば良いのだろうが。弟さんの手による表紙のイラストは微妙に森繁さんに似ている。

それ以外は、例年通りに、お元気そうで何より、という感じ。例年のものよりも、回顧談が多いような気がしたのがちょっと気になった。

カイロプラクティックに通う

暫く前から首の調子がいまいちで(回らなくなったわけではない)、ちょっとしんどくなったので先週からカイロプラクティックに通い始めた。予想通り?姿勢が悪いとのこと。根性だけではなく背骨も曲がって筋肉も固くなっているとのこと。PCとかを見る姿勢が悪いのだろう。暫くは通ってみる予定。姿勢を日頃から意識する必要があるし、折に触れて、肩を回すなどする必要がある。トシを重ねるに連れて、メンテナンスに手間暇がかかるのはやむを得ないだろう。
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日本にある企業の法務部署で働いています。
*コメント等で私に言及するときは
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初めてコメントいただく際には「このblogについて」もご覧いただければ幸いです。

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