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「アメリカ弁護士のクラス・アクション戦略」/浅香吉幹

日本のロースクールのローレビューの記事を読んでみようと思い、ネット上にあったものをいくつか眺めてみたうえで、これにしてみた。訴訟について、どのように戦略を立てて対応するか、というのは興味があるところなので。

東京大学法科大学院ローレビュー第3巻収録

アメリカの訴訟の中でも、手続き的な意味で複雑な要素を持つ、クラスアクションにおいて、弁護士が如何なる戦略を立てているかを分析している。特に訴訟手続におけるコスト負担の問題、なかでも、弁護士報酬の決められ方が戦略に大きな影響を及ぼすことがよく分かる。冷静に考えれば、費用について、一旦は立て替えるケースも少なくないのだろうから、手持ちの資金力がないとクラスアクションも始められないし、受けられないというのも納得が行く(この点がよく分かるのは、A Civil Actionだろう(僕は留学中のサマースクールで映画化されたものを見たけど)。クラスアクションを始めたせいで、firmが潰れるのだから)。また、弁護士報酬がContingencyベース(負けたら払いなし)になっているときとhourly chargeになっているときとで、弁護士が同じ行動をとるわけがないということも、難しい話とは思われない。

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「木村伊兵衛とアンリ・カルティエ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」 東京都写真美術館

20100131HCBKIMURA.jpg

活動期間が重なったり、親交があったということなどもあって、2人の作品を比較展示したということらしい。木村伊兵衛分は、カラー作品でインクジェット出力のものも含めて両者合計で150点以上というから、それなりの分量があった。個人的にはブレッソンの有名な「サン・ラザール駅裏」とかを見ることができたのは、良かったし、コンタクトの展示も、何を撮るか、撮ったものから何を選ぶかという辺りを窺うことができて面白かった。

比較という意味ではブレッソンの方が、絵を描くような感じで、如何にも構図を計算しているという印象が強かった一方で(晩年は写真ではなく絵に専念していたようだし)、木村伊兵衛の方は、もう少し融通無碍で、寧ろ空気感優先という印象を受けた。

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